カナリア 2013-06-26 20:48:57 |
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?「またお前が1位かよー。」
?「入学からずっと1位キープってすごくね?なぁ!信二。」
信二「ん?あぁ、でもお前らだって充分じゃん、滝、和明。」
滝「なーにが``お前らだって充分じゃん。´´だよ!!クソッ、1位の余裕かよ。」
和明「もう、何回1位の欄で``近藤信二´´って名前見たことか・・・って!」
滝&和明「もう、信二いねぇし!!」
滝「ま、どうせまた病院だろ?」
和明「放課後になるとすぐいなくなるな・・・あいつ。」
滝「何か、母ちゃんが病気で入院してんだろ?」
和明「・・・・・・らしいな。」
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トントン
?「どうぞ。」
信二「母さん、入るよ。」
信二母「あら、信二。今日は早いわね。」
信二「まぁ、すぐ帰ってきたから・・・」
信二母「毎日来てくれて・・・ありがとうね。」
信二「何、言ってんだよ。」
この女は口では「ありがとう」と言っときながら、
どうせ頭の中では「当然のことだ。」とか思ってるに決まってる。
昔からこの女は体が弱く、俺のオヤジにも捨てられた。
入退院を繰り返しては、俺に毎日「ごめんね」と謝った。
どうせ、心にも思ってないだろ。
俺は他人を、
信じたことがない。
たとえそれが母親でも。
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