ソラ(*´∀`*) 2013-06-26 19:54:11 |
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「沙希~!告白し・な・よ♪」
「はぁ!?何いって…」
13歳…中学1年生の頃
私は…真生が好きだった…
特別な感情があって君がとても大事だった…
その頃親友だった葉月は私に告白をすすめてきた
確かに今までの葉月の言うことは成功し
距離も近づけてた
私にはとても良い“恋愛先生”だった
その先生(親友)が言ってるんだ…
告白もいいかもしれない…
このときの私はまだ地味!っていうほうでもない…
友達だってたくさんいた…
ーーー表だけの友達ならーーー
私は今回は葉月に相談しないで
真生(好きな人)を手紙で呼び出した
真生は優しい…そんなところが好きだった
「あれ?どうしたの沙希」
「あっ!真生…」
でも人生初の告白だ…簡単にできるわけなくて
私は黙りこんでしまった
「沙希?勉強でわからないとこでもあるの?」
「あっ……違う…の」
「どうしたの?何でも聞くよ?」
ニコリと笑う優しい表情…
この笑顔に安心して私は想いを言った
「好き!……なの」
「えっ?」
ちゃんと相手に聞こえるくらいの声で言ったはず
困ってるかな……
「はーい人の彼氏とんないでね沙希♪」
「えっ?」
突然来て真生の腕に抱きついてそう言った
私に見せつけるように
ーー葉月?ーー
う…そ…親友だった…恋愛の先生が…
私を裏切った…?
嘘だよね?冗談だよって言ってよ…
今なら許すよ?「なんだよ~」って笑って言える
でも私の想像と違う言葉がとんでくる
「もぉ~真生は優しすぎだよ~」
「ごめんね」
「優しくするのは私にだけだよ?」
「わかってるよ……ってことで春風さん?」
“春風さん”その一言でも心に傷がついていく
「俺は葉月の彼氏だから」
あぁ…失恋して…親友にも裏切られて…
私これからどうすればいいの?
ねぇ…わかんないよ…!
もう葉月はいないの?
楽しく遊んでた…喋ってた数時間前が思う出せない…
真生の笑顔も何もかも私はわからない…
「じゃぁ!失恋はドンマイ!
あと彼氏に手出すとかないよね♪フツー」
そういって2人は後を去っていく…
目から大粒の涙が流れてて私はその場に
うずくまった…
真生も葉月も
もう私の側にいない…
ーーー裏切り者ーーー
そう頭にインプットしていく
ー苦い中学の頃の思い出ー
そんなことを思い出して
一筋の涙を流して私は家に帰ってたー
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