鈴谷 慎 2013-06-24 19:07:37 |
通報 |
はーい、ちょっと待ってくださいねー。
(己が自慢気に話していても顔を上げない相手に更に具合が悪くなったのだろうかと心配に思い、早足になりそうなのを押さえつつ進んでいき。部屋の前まで行けば相手を支えつつ相手の背中から手を離し、鞄の中に手を突っ込み急いで鍵を出し、鍵穴に差し込み鍵を開ける。扉を大きく開け、開けたままにしようと行儀悪くも片足で支えながら相手も支え、つきましたよー、なんて言いながら相手を先に部屋に上がらせようとして。相手の様子を見る限り、というか大分前から分かっていたことだが相手は酒がかなり弱いらしく。この調子では明日の仕事はままならないのでは、などと不安に思いつつ、もし相手が休むなら自分も休み、介抱でもしようか、などと考えるも、真面目な相手では休みを取るか予想もつかない。最終手段は例のカノジョのお見舞いがあるとして、とりあえず己は相手が寝付いたら薬でも買ってこようか、と)
トピック検索 |