御影 2013-06-23 09:09:38 |
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‐次の日‐
梅雨に入り、日も長くなった6月某日。昶は何時もより早いバスで学校へと向かっていた。
昶「おはよ…」
誰も居ない教室に入り、自分の机に鞄を置くとそのまま教室の壁へ近付いた。
壁には4月に書いたクラス全員のプロフィールが画鋲で貼られている。昶はお目当ての人物を探したが見付からない。不思議に思い隣のクラスにも行ったが、見つけることは出来なかった。
ガッカリしながら1つ離れた教室へ向かうと、机に突っ伏し寝息をたてている青年が。そう、昶が探している青年だ。
昶は無表情を浮かべ、青年に近づいた。
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