こよみ 2013-06-20 15:03:48 |
通報 |
私の親友ののみは、隣のクラスの聖君に片思い中。
実は、私も聖君のことが好きでののみに「私も好きなの聖君のこと」と言いたいけれど
ののみの恋は応援したいし。
う~んどうしよう
「…り…ゆか……ゆかりー!」
「え!?あ、ののみごめん」
「どうしたの?ボーっとして」
「ううん、なんでもない」
「あのさ、ののみに言いたいことが…」
「ん?」
「なんでもない」
「えー気になる~」
会話をしながら私たちは廊下の前を通った。
すると聖君が私たちの横を通っった。
茶色い瞳はまるで女の子を虜にするようなきれいな瞳。
ブロンドの髪形は歩くたびにゆれ、綺麗だ。
「ねぇねぇ私聖君に告白する!」
「え!!」
「え…ダメ?」
「あ、いいんじゃない?」
「だよねー言ってくれると思ったよ~」
胸がズキンと痛む
(なんだろ?この気持ち。)
放課後になると皆は校門の前をざわめきながら通る。
私はいつもはののみと帰るが今日はののみが部活で一人で帰ることになった。
横断歩道を通ろうと思ったら後ろから
「あぶない!!」
「え?」
そこには私のお腹を持ち上げて焦ったような聖君がいた。
「今、赤信号だったんだよ?大丈夫?顔色悪いけど…」
(やだ、顔が表に出たのかな、聖君の前で!)
「ありがとうございます。大丈夫です。」
言ったとたんにおでこに聖君の手が触れた
「うん!熱はないね、よかったら一緒に帰る?」
えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
つづく
コメントよろしくお願いします
トピック検索 |