▽。　主従関係　?　『BL』

- 何だ、お前普通に笑えば可愛いじゃん。
(相手の笑みを見ればぱちくりと一度瞬きをした後、此方も目元を緩めて笑みを浮かべて。突然相手の手が伸びてきたかと思えば、髪をくしゃりとされ。其の感覚に擽ったそうに片目を瞑れば何処か照れたように｢･･･髪くしゃくしゃになるし。｣と言いながらわざとらしく口を尖らせてみて。わんころ、と呼ばぶのは流石にやめてくれ、とばかりに眉を寄せれば、｢-ﾚﾝでいい。｣と己のあだ名をぽつりと述べてそう呼べと相手を見て。)

お前には負けるかもな、飼い犬。
(可愛い、と告げられればこの男にとっては言われた事も無いのでからかわれたのではないかと少し眉を顰めればそのまま鼻で笑って、本心では本当にそう思っていても不器用なこの男に取ってはそのまま言える筈も無く結局皮肉びいて。不平が帰ってきてもそんな事知るか、とばかりに撫で続けていれば急に告げられた相手の名前に一瞬きょとんとするがすぐに普通の表情へと戻れば「レン…な。俺も颯でいい。まぁ犬が飼い主を呼び捨てにする必要はないか?」と名前を言われれば自己紹介はしないものの名前を告げるが、"犬”としての相手に本心では何方でもいいのだが、冗談半分にケラケラと笑って呼ぶかどうか尋ね)

- そ-ですね、飼い主様。
(どうせ真面目な反応は返ってこないだろうと予想していたのか、軽く肩を竦めればふざけたようにケラリと笑って。まあ、本当に可愛いと思ったことは伝わらなくてよかったのかもしれない。抗議をしても構わず己の髪をなで続ける相手に溜息を吐くも、悪い気はしないのか大人しく撫でられて。相手の名前を告げられれば了解、と言おうとするも、笑われればむ、として。｢お前よりは颯の方がいいだろ。｣相手の意見も聞かずに呼び方を決めれば、｢よろしくな、颯様。｣なんて反抗的に言ってみたり。)

なんだ、もう慣れてきたのか。
(何時の間にか喚く事もなくなり逆に此方に笑い返してくる相手に少し感心気味に緩く頷いて。従順な奴よりは寧ろ普通の奴のほうがいい、と思っているからか大して気にせずに相手とも喋っていて。漸くそっと相手の髪から手を離すと"まぁお前よりはいいか。"と肩を竦ませ。反抗的に言ってくる相手に含み笑いを溢せば「此方こそ、レンちゃん?」と返す様に笑みを浮かべたまま相手を見遣り)

そういう訳じゃね-よ!
(慣れているんじゃなくて、皮肉だ。と焦ったように感心するなと相手の頭を軽く叩いて。手を離されれば残念そうな表情になりそうになるのを我慢して瞳を開いて。友達は皆ﾚﾝ、と呼ぶがﾚﾝちゃん、とは呼ばれたことがない。し、呼ばれたくもない。｢やめろよ、其の女みたいな呼びかた。｣じとりとした視線を相手に向ければそう言って。)

って…、何すんだよ。
(軽くの為痛くはないものの反射的に呟けば口角をあげて次の瞬間相手へと伸ばせば片手で相手の頭をガシッと掴んで。その際瞳を開きもの言いたげに此方を見る相手を怪訝そうに眉を寄せて目を合わせるが今は叩かれた仕返しの方なのであまり気にも止めず。不満気に此方へ訴えかける相手にクツクツと口を押さえつつ笑えば頷き「はいはい…、よろしくな。レン」とようやく素直に相手の名前を呼んで)

むかついたから、叩いただけだ。
(ふんっと鼻を鳴らして言い返すも頭を掴まれれば暫し沈黙し、｢･･･何すんだよ。｣と相手の口調を真似るようにして。頭を掴まれるなんてことは初めてで、相手が今から何をするのかと予想がつかなく訝しげに目線だけで見上げ。此方に視線をむけた相手と目が合えばなぜか無意識に視線を逸らしてしまい。素直に名前を呼ばれれば満足そうに頷いて、よく出来ました、なんて言いながら目尻を下げて笑みを浮かべ。)

ほー…、成る程な。
(物分りが良さそうに返事をするが自分の性格でそれが受け入れられない事は自他共に分かりきっている事。掴んでいる手で握力を思い切り込めれば指先の力だけでも思い切り相手の頭を握って。視線をそらす相手を訝し気に見つつ眉を寄せて。相手側も満足そうに頷くが相手の一言に何も言わずに相手の額へベシッとデコピンをかませば「んで、お前はこれからどうするんだ?」と腕を組んで問いかけて)

ん…って、痛い痛い痛い痛いっ‼
(わかってくれたか、と思った瞬間に頭に痛みが走り。その原因が相手だとわかり手を離させようとするも、あまりの痛さにただ悲痛な叫びをあげることしか出来ずに。相手の視線に気づかないふりをし。いっ、と短く声をあげながらデコピンされた額を抑えながらも「俺は今から帰ってプリン食うけど?」と問いかけに答えて。)

(/すみません、今日は落ちますね!お相手ありがとうございました^^‼)

んで、なんつったっけ、わんころ。
(悲痛な叫びをあげる相手とは対照に小馬鹿にした様に片口端をあげれば内心では困っている相手を見て少し楽しんでいる様でどうも救いようが無い。暫くすればそろそろやめてやるか、と若干名残惜しそうに手を離して代わりに相手の髪型を乱す様にくしゃりと髪を撫でてすぐに手を離し。自分も横目でちらりと時計を確認すれば時間を少し食ってしまった様で肩を竦めれば「そうか、んじゃあまたあえたときだな。…せいぜい怪我しないようにな。」と先程絡まれてた相手に皮肉びいて呟いて)

(( すみません先に寝ていました…;;おそいながらも返事させて頂きます!
そういえば此れって学校別に一緒設定じゃないですよね…?続きってどうしますか?)

わんころじゃなくてレンだっつうの‼
(少し瞳に薄っすらと涙を浮かべ、恨みのこもった視線を向ける。何故同じ男なのにここまで力に差があるのか。己の掌を見つめながら溜息を吐く。髪をくしゃりとされれば瞳を細め、相手は髪を撫でるのが好きなのか。なんて考えて。「あぁ、お前も誰か病院送りにしないようにな。今日はありがと。」此方も皮肉めいた言葉を言えば片手ひらりと。)

(/お互いさまです!、
まさかの同じ学校だった…みたいにしちゃいます?笑)

はいはい、分かったって。
(相も変わらず、寧ろ先程にまして悔しそうな表情をしている相手を嘲笑うかの様に鼻で笑って。事も無さげに先程まで相手の頭を掴んでいた手で疲れた様に溜息を吐きつつ前髪を上げればそろそろ帰るか、と思い直して相手に背を向けて。相手の皮肉めいた言葉にもケラケラと笑って「別に助ける気だった訳じゃないっての。」と正直に呟いて家路へと歩き出して)

((/おうふ、まさかの蓮斗君の先輩笑
オッケーですよ!そうしますか?))

(/先輩様ですね笑。
では次の日の学校、ということで絡み文提示してよろしいでしょうか?^^)

((/絶対にマトモな先輩にはなれない笑
了解しました!お手数ですがよろしくお願いします!))

(/絶対素敵です!遅れてしまい申し訳ありませんっ><)

＿う、わ。最悪だ･･･。
(昼休みのﾁｬｲﾑが鳴ると共に教室を飛び出し、売店へと向かい。目当てのｸﾘｰﾑﾊﾟﾝを買おうとするも、売店の前には大勢の男子が。それに加えて前の人物が己よりも身長が高いため、前へと行く事ができずに、上記をげっそりとした表情で呟いて。)

ふぅ…、相変わらず此処は混むな。
(売店に近い教室での授業だった為自分の食べたいおにぎりとパンを手に持ち会計を待って。待っている間に周りを見ればむさ苦しい男子ばかり、面倒そうに眉間に皺を寄せて”はぁ…。”と溜息を少し吐けばふと視線を向けると群れの一番後ろでうろうろと困った様に立ち往生している見覚えのある相手を見つけて軽く目を見開いて。「あいつは…。」と呟き同じ学校であったのかと驚いた様子で)

((　じぶんもよく遅れますし…!お気になさらずに　))

＿あ、お前⁈
(背伸びをして前を見ているとふと視界に入ったのは見覚えのある男の姿。どこかとみたような…。思考を巡らせていると後ろ振り向いた相手。己と視線が合い驚いている相手の顔に、思わず上記を相手を指差しながら叫んで。昨日犬、と呼ばれた為なんとなく後ずさるも、己の昼食の存在を思い出し「クリ-ムパン‼」と相手に向かって叫ぶと同時にその場を走り去って。)
( / ありがとうございますっ!)

--あぁ、やっぱり。
(相手も自分が振り返り視線があった瞬間驚いた表情で此方に叫べば周りも何事かと此方と相手を見比べていて。周りを気にせず呆れた様に眉を下げて上記を呟けば相手は菓子パンの名前だけ言いそのまま走り去っていったのでよく分からなさそうに首を傾げて。取り敢えず相手が此処に来たという事は昼食を買いに来た筈なのに食べ物の名前だけ叫んで逃げる様に走り去ったという事はそれを買いに来たんだろう、と勝手に決めつければ近くにあったクリームパンを手に取って自分のものと共に会計へと向かって)

＿。
(咄嗟に逃げ出して屋上に来たけれど、これでよかったのか。昨日のお礼もまだちゃんとしていないし、目が会った瞬間に逃げ出すのは失礼だったかもしれない。屋上に寝転んで空を見上げつつ、先ほどのことを後悔して眉を下げ。それに、相手にｸﾘｰﾑﾊﾟﾝを頼んだとわかってくれただろうか。･･･あれだけでわかるはずもないか。相手のことと己の昼食のことを考えながら深い溜息を零し。)

---あの野郎、何処行った…。
(買い終わり相手が走り去って行った方向へと歩き出すが相手の行き先には皆目検討が付かず。此れで居なかったら自分でこの菓子パンを食べるのか…、と考えると甘い物が大して好きではない自分にとっては嫌なのかクリームパンを見ては眉間に皺を寄せて。其の侭屋上へと足を運べば何やら寝転んで深い溜息をついている相手を見つけ。"自分を歩かせやがって…。"と内心で考えると痛くはないものの軽く相手の脇腹を蹴って「おい。」と声を掛け)