リンリ 2013-06-15 20:30:14 |
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「ヒソヒソ・・・。知ってる?夜中柚季君と綺麗な女の人が
笑いながら歩いてたんだって。」
頭では柚季はそんなこと絶対しないって分かってるのに。
疑ってしまう。
そんな自分も嫌で。頭がゴチャゴチャ。
2日前から学校中で噂になっている。
確かめようとしても柚季はいつも通りにしてくるから
なかなか聞けずにいたーーーーーーーーーーー。
それに聞いてしまったら私達の仲が終わる気がして。
喧嘩になってしまいそうだから、あえて
私も何も知らないフリをするんだ。
それが一番良いと思ったから。
「別れよう。」
そう言われるのが怖くて。
ただ、逃げてただけだった。
この時、柚季に聞いていたら……
あんな悲劇が起こることも無かったと思う。
ーーーーーーーあの時ーーーーーーーー。
ちゃんと逃げずにぶつかっていたら、
今私の隣に君は居たのかな?
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