「あのさ…、聞いてほしいことがあるんだけど…。」 そういった君の顔は少し赤くて、いつもより声が低くて… 。 何より、真剣な表情でみてくるのは驚いた。 だって…、私は君が好きだから。 少し前まで仲良く話せていた君を、ちょっとばかり意識して…。 何気に「好きなコいる…?」とか、聞いてみたりしたこともあった。 その時、君は「いない…。」と私の目をまっすぐに見て言ったよね…。 ちょっぴり、嬉しかった。