アリスチャン 2013-06-04 21:19:55 |
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>>樋上優愛 side
……やったわ、電子レンジッ。
( 朝のバスにてラジオを聞いていて。「 『結婚式会場で階段から落ちて左手骨折。そしてなんと担当の医師にプロポーズされ今は幸せいっぱいです。階段から落ちたのも何かの縁かもしれません。』これはペンネーム.鍋の子サンからです。階段から落ちて素敵な男性に出会い幸せになれるなんて凄いですね。私も階段から落ちてみましょうか。なんて。このハガキを送ってくださった鍋の子サンには電子レンジが届くでしょう。では次のコーナーへ参りましょう… 」と云う素敵な紹介が。実はこの“鍋の子サン”は自分だ。2ヶ月前に友達の結婚式に行った時にまさかの階段から落ちると云う事故が(←).幸い骨折で済んだから安心だったがカッコイイお医者様も居て。自分担当だったからか何度か話すように。骨折が治った頃に呼び出され何の事だろう.と思いきやプロポーズで。勿論プロポーズはOKした。彼の年齢は34歳。私の10歳年上だ。頼り甲斐もあるし優しいしこの世で1番好きな人(←).んな事を思い出しニタニタしながらラジオを聞いていて上記呟いていれば隣の席から視線が。ふと横をチラ見すれば高校生だろう人に見つめられていて。「 何か顔についてるかな 」なんて思えば窓を鏡代わりに顔を触ってチェックして← )
>>新垣惟斗 side
………
( バスに乗って転校先の学校へ向かい。席に座り数分後の事。ラジオを聞いていれば隣の席から笑い声が。横を見れば二十歳は過ぎているだろう人がラジオを聞いてニタニタしていて。ラジオで言われていた“鍋の子サン”はこの人なんだろう.と予想すれば見ているのが面白くてガン見してみたり(←).此方の視線に気付いたのか横をチラ見され一瞬目が合えばフッと笑うように口角上げれば顔を触ってチェックしている相手の姿が目に移り。可笑しくて小さくクス、とニヤつけば相手から目を逸らし正面を向いて何事も無かったように(←).窓を見ていれば今日から通うであろう学校が見えてきて。手前のバス停に着けばバスは止まり。あいにく雨が降っていたが傘を持っていたので一安心。傘を取って出ようとすれば先程の隣の人が間違えたのか知らないけど何故か此方の傘を取って降りていき。残された傘は自分の傘にそっくりな色と形で。「 あー、面独裁な 」なんて呟けば隣の人のだろう傘をバスに置いたままバスを降りて(←) )
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