会長の本性 ＮＬ

速野先輩
あはは、赤くなってる！（相手の頬を突き

喜嶋

……次行きたいとこある？（少し拗ねた声で

速野先輩
拗ねないでよー（相手の手を握ってふと「蓮って歌うまい？」と尋ね

喜嶋

……次行きたいとこある？（少し拗ねた声で

【すみません、ミスです】

喜嶋

ん～。どうかな？（へへっと微笑み

速野先輩
えー それってどっちですかー（相手に微笑み返し

喜嶋

ん～。とにかく、恵理の歌聞きたいから行こう（ニコッと微笑み、相手の手をとり

【落ちます!!お相手感謝です】

速野先輩
え、私あまり上手くないですよ？（相手に手を引かれ、そのままカラオケに

（了解です！ お相手感謝です！）

喜嶋

…よし、着いた着いた（目的地に着き「三時間くらいでいいかな？」と聞き

速野先輩
いいけど…蓮も歌うよね？（少し不安そうに聞き

喜嶋

……聴きたい？（相手の顔を覗き込み

速野先輩
うん、聴きたいよ（覗き込まれて少し慌てて一歩退り

喜嶋

ん～。じゃあ、先に恵理の聴かせて（ニコッと微笑み

速野先輩
ええ、恥ずかしいから先に歌ってよ…（案内された部屋に入り

喜嶋

恵理の歌先に聴きたいな～（と言えば相手をチラッと見て

速野先輩
うっ…わかったよ…笑わないでね？（しぶしぶと曲を入れてマイクを持ち

喜嶋

おう。（楽しそうに

速野先輩
…君を見守る鳥になりたい♪（歌い終えて少し不安そうに「ど、どうだった…？」と尋ね

喜嶋

超歌うまいじゃん!（相手の歌声に感激した様子で

速野先輩
う、うまくないよっ！（褒められては顔を赤くして否定し

喜嶋

うまいうまい!!ビックリした（ニコッと微笑み

速野先輩
あ、ありがとう…（恥ずかしくなって相手にマイクを渡せば「次、歌って」と

喜嶋

笑うなよ？（と言い、曲をいれ

速野先輩
蓮の声好きだから大丈夫！（相手を励ますように微笑み

喜嶋

～～♪（歌い終えて、相手の様子をうかがい

速野先輩
………（少し顔を赤くして相手を見つめ

喜嶋

……恵理？（黙っている相手を不思議に思い

速野先輩
ど、どうしよ…蓮がかっこよすぎて…（相手から視線を逸らし

喜嶋

…え？なんで…（相手の言葉に驚き

速野先輩
蓮、かっこよかった（きっぱりともう一度言い

喜嶋

……サンキュ（頬を赤く染め

速野先輩
蓮の歌声、好き（くすっと笑えば「もっと歌って？」と相手を促し

喜嶋

やだよ（クスッと微笑めば、恥かしがり

速野先輩
えぇ？なんでよー（恥ずかしがっている相手に詰め寄り

喜嶋

恵理が歌ってください（ニコッと微笑み

速野先輩
え、なんで敬語…（可笑しそうに笑って「じゃ歌うね」と曲をいれ

喜嶋

うん。ファイト～（物凄い棒読みで

速野先輩
あはは、棒読みだよ（そう笑えば再びマイクを持って歌い始め

喜嶋

……（相手の歌を気持ち良さそうに聴き

速野先輩
…好きだよ、蓮（歌の終わりに一言呟き

喜嶋

……（相手に気付かれないように後ろからギュッと抱き締め

【すみません、落ちます!!お相手感謝です】

速野先輩
…？ どうしたの？（抱きしめられて首をかしげ

（了解です！ お相手感謝です！）

喜嶋

……俺も好きだよ（そっと耳元で囁き、素早くキスし

速野先輩
大好き…（キスを返し

喜嶋

…あ、時間だ（赤くなった顔を誤魔化し、電話に出て

速野先輩
もう、こんな時間かぁ…（カラオケから出てケータイで時間を確認し

喜嶋

そろそろ帰る？暗くなってきたし（と言い、辺りを見回し

速野先輩
うん、帰ろう…（手を繋いで駅へ向かい

喜嶋

……恵理、疲れた？（あまり元気の無い相手を心配し、歩きながらそう訪ね

速野先輩
ううん、大丈夫（心配かけないように笑顔で「まだ蓮といたいだけ」と答え

喜嶋

…そっか。（安心したように

じゃあ、電車でいったん戻ってどっかの店で夕飯食べて帰ろうか（ニコッと微笑み

速野先輩
ご両親とか、大丈夫？（同意するように頷いた後尋ね

喜嶋

うん。今メールしたよ（と言い、携帯を見せては微笑み「恵理の方は？」と聞き

速野先輩
私も今連絡したから大丈夫だよ（少し嬉しそうに微笑み返し

喜嶋

よし。じゃあ、早く電車乗って、早く食べよう!（おなかが減っていたようで←ｗｗ

速野先輩
うん！（苦笑しながら頷き、電車に乗り

喜嶋

…大丈夫？（満員電車で、相手を守るように立っていたが、相手を心配し

速野先輩
うん、だいじょ…っ（後ろに立っている乗客に押されて相手に抱きついてしまい

喜嶋

わっ…、平気？（体勢を崩した相手を抱きとめ

速野先輩
へ、平気だけど…降りるまでこのまま、かも…（後ろはぎゅうぎゅうで、相手に密着したままになり

喜嶋

…う、うん。キツくなったらいって（そう言うと相手を守るようにぎゅっとして

速野先輩
蓮、ドキドキしてるの…？（相手の心音が聞こえて

喜嶋

……う、うるさい（と言い、顔を赤くし

速野先輩
私もだよ…（赤くなった隠すように顔を埋め

喜嶋

……うん。（少し嬉しそうにそう言い

速野先輩
着いたよ、降りよう？（顔を上げて

喜嶋

うん。足元気をつけて（と、相手を気遣いながら降りて

速野先輩
どこで食べる？（満員電車から降りて開放されたように伸びをして問い

喜嶋

ん～…、どこでもいいかな～（凄く悩んで

速野先輩
私は、なんとなく和食がいいな（自分の意見を言ってみて「蓮がいいなら、だけど」と

喜嶋

そうだね。お昼は洋食だったし（にこっと微笑み「いいよ。和食にしよう」と言い

速野先輩
本当？私この近くでいいとこ知ってるよ！（相手の手を握って「そこでもいい？」と

喜嶋

うん。いいよ（優しく微笑み

速野先輩
…ここ！（しばらく歩いて和風レストランを指差し

（落ちますね お相手感謝です！）

喜嶋

お～。なんかいい感じだなっ（わくわくした様子で

【了解です!!お相手感謝です】

速野先輩
でしょう？ 中学の時以来だな～（少し懐かしそうに店に入り

喜嶋

よく来てたんだな（始めて知ったようで

速野先輩
うん、委員会で遅くなった時とかよく友達とね（案内された席でメニューを広げ

喜嶋

そっか。楽しそうだな（ニコッと微笑み

速野先輩
楽しいよ！（楽しそうに笑って料理を注文し

喜嶋

あ、初めてだし、俺も恵理と一緒の頼むよ（そう言って微笑み

速野先輩
もうすぐ夏休みだね…（注文した後ふと思い出したように

喜嶋

おぉ、そうだな（自分もそういえばといったような感じで

速野先輩
蓮と会えなくて寂しくなるなぁ…（苦笑しながら

喜嶋

…またデート行けばいいじゃん（ニコッと微笑み

速野先輩
でも、蓮は三年生だし…勉強とか…（少し心配そうで

喜嶋

あ、言ってなかったっけ？俺、バスケで推薦受けてるからさ（ニコッとピースして

速野先輩
ええ？そうだったの…！？（全く知らなかった様子

喜嶋

あ、言うの忘れてたみたい（「ごめんごめん」と言って

速野先輩
でも、すごいなぁ…かっこいいね！（目がキラキラ←

喜嶋

…そんなことないよ。ちっちゃい頃からやってただけだし（クスッと笑い

速野先輩
そっかぁ…バスケ好きなのは知ってたけど（にこっと笑ってケータイを出し、ストラップを見せ

喜嶋

まあ、大学行っても、応援には来てくれよな（優しく微笑み、相手の頭を撫で

【遅くなってすみません!!】

速野先輩
うん、絶対に行く！（撫でられて嬉しそうに頷き「あ、料理来たよ」と

（いえいえ、こちらこそ遅くなってしまいました;;）

喜嶋

お、うまそーだな!（ニコニコして「早く食べようぜ」と言い

【またまた遅くなってしまって…すみません!】

速野先輩
そうだね（同意して「いただきます」と食べ始め

（こちらこそ;;）

喜嶋

おっ!これ激ウマ!!（あまりのおいしさに感激して

速野先輩
でしょう？ユウ君もこれが好きなんだー（嬉しそうに料理を頬張り

喜嶋

…ん？ユウ君って誰？？（相手から聞いたことの無い名前を聞き、そう尋ねてみて

速野先輩
あ、中学で委員会がずっといっしょだったんだ。（懐かしそうに「よく二人でここに来てた」と

喜嶋

…元彼？（黙々と食べながら聞き

速野先輩
え…？ 違うよ！（手をぶんぶんと振って否定し

喜嶋

…でも、仲良かったんだ（更に食べて

速野先輩
うん、毎日途中までいっしょに帰ってたしね（食べ終えて「ごちそうさまでした！」と

喜嶋

…好き、だったの？（こちらも食べ終わったようで「ごちそうさまでした」と言い

速野先輩
友達としては好きだよ（そう言ってお茶を飲み

【すみません、落ちます!!お相手感謝です】

（了解です お相手感謝です！）

喜嶋

ふぅ～ん…（相手をじっと見て

【遅くなってすみません!!夏休みの間はあまり来れないと思います。ホントすみません】

速野先輩
…ん？どうしたの？（きょとんと首をかしげ

（大丈夫ですよ！ 私も休みが無いに等しいのでｗ）

喜嶋

…なんでもない（ぷいっと顔をそらし

【お久しぶりですが、このまま落ちます。すみません】

速野先輩
ええ…絶対なんかあるよね…（ジュースを飲みながら相手を見つめ

（はい、了解です。）

喜嶋

…ちょっと妬きました（相手をチラッと見て


【お久しぶりです】

速野先輩
うぇ…！？//（真っ赤になって驚き

（お久しぶりです！）

喜嶋

…実はヤキモチ妬きですよ？（ふはっと笑い

速野先輩
ど、どうしよ…何故か嬉しい、です…（にやけてしまう口元を覆って

喜嶋

何で嬉しいの？（不思議そうに

速野先輩
先輩が、私のこと…好きでいてくれてるって思えて…（恥ずかしそうに告げて

喜嶋

…当たり前じゃん。好きだよ？（サラッと言い

速野先輩
…私も好き、です（聞こえるか聞こえないかの小声で

喜嶋

…当たり前じゃん。好きだよ？（サラッと言い

【すみません、間違えました】

喜嶋

え？聞こえないな～（面白がってそう言い

速野先輩
す、好きですってば！（顔を上げてハッキリと

（どんまいです！）

喜嶋

…ふっ（相手の顔を見てはクスッと笑い

速野先輩
う、うう…（周りの視線が痛い←

喜嶋

……（必死に笑いを堪え

速野先輩
わ、笑うなんて酷いです…（顔を赤くしながら相手を軽く睨み

喜嶋

ごめんごめん…（謝るも笑いを堪え

速野先輩
謝る気ないじゃないですかー（恥ずかしさを紛らわすためにお茶を飲み

喜嶋

だって…あんなに大声で（クスッと笑い

速野先輩
うう…もう出ましょう。恥ずかしくて死んじゃいます…（席から立ち上がり

喜嶋

ごめんごめん。怒ってる？（店を出てはそう聞き

速野先輩
…キスしてくれたら許します（店を出てあまり人気のないところまで歩き

喜嶋

…珍しいな（そう言いつつも優しくキスし

速野先輩
何が、ですか？（何のことかわからず

喜嶋

恵理のほうからキスしてくれって言うの（ニコっと微笑み

速野先輩
変、じゃないですか…？（少し不安そうに見つめ

喜嶋

変じゃないよ（クスッと微笑み、相手の頬にキスし

速野先輩
それじゃあ…もっと、してほしいです…（目を閉じて

喜嶋

…うん（再びキスし

速野先輩
ん、…蓮……（離れて相手の名前を呼んで今度は自分からキスして

喜嶋

…、…（相手の行動に驚くもキス受けし、初めて舌を入れてみて

速野先輩
ん、っ！？先輩、今の…（初めての感触に驚いて唇を離してしまい

喜嶋

…あ、ごめん（相手の反応を見てわれに返り

速野先輩
ううん、先輩が好きだから…（相手を引き寄せてキスして

喜嶋

……（少し戸惑うが、再び舌を入れ

【すみません、落ちます。お相手感謝です】

速野先輩
れん…（相手に任せるように抱きしめ

（了解です！ お相手ありがとうございました！）

喜嶋

…っ恵理、そろそろ帰らないと（辺りを見回し「もう暗いよ」と言い

速野先輩
…暗いから、誰も見てないからキスしてもいいでしょ（くすっと笑って頬にキスをして

（昨日はお返しが遅くなってしまってすみませんでした）

喜嶋

…そーだな（クスッと微笑み、再びキスし

【大丈夫ですよ。謝らないで下さい＾＾】

速野先輩
好き、蓮が好き…（何度かキスを繰り返し

（ありがとうございます！）

喜嶋

…恵理、好きだよ（そう言うと更にキスし

速野先輩
ん、蓮への好きが止まらない…（ギュッと抱きしめながらキスを続け

喜嶋

…恵理?ホントに帰らないと（自分の腕時計で時間を確認し

速野先輩
そうだね… じゃあ帰ろう？（寂しそうにパッと離れて先を歩き

喜嶋

…恵理（相手を後ろからギュッと抱き締め「今度またデートしような？」と言い

速野先輩
うん、約束だよ？（抱きしめられれば一旦足を止めて

喜嶋

うん。じゃあ、帰ろ（そう言うと相手の手をギュッと握って

速野先輩
…うん（握り返して自宅に向かい、途中で「そういえば蓮って家近いんだっけ？」と尋ね

喜嶋

おう。近いかな（「こっから5分くらい？」と付け加え

速野先輩
えっ…そうなの？ じゃあ今日は私が送る！（本当に近いことがわかれば「いつも送ってもらってるし」と付け加え

喜嶋

え?いいよ。女に送ってもらうなんて…（「近いんだから、1人で平気」と言い

速野先輩
いいじゃん、たまには（家が近くなれば相手と腕を組み「だめ？」と相手を見つめ

喜嶋

…しょーがないなぁ。いいよ（そう言うとニコッと微笑み

速野先輩
やった！（相手の家まで着いていき

喜嶋

はい。ここだよ（自分の家に着き、相手に微笑みかけ

【すみません、落ちます。お相手感謝です】

速野先輩
本当に近いんだね…（相手を家まで送って「今日はありがとうございました!」とお辞儀して

（お疲れ様でした。お相手感謝です！）

喜嶋

うん。じゃあ、またな（そう言うと相手の頭をぽんぽん撫で

速野先輩
うん、夏休みの間連絡してね！（手を振って相手と別れて自宅に帰り

（遅くなってすみません）

喜嶋

おう。（そう言って家に入り

【こちらこそ遅くなってすみません】

速野先輩
ふう、これがああなって…ん、あれ？（夏休み中宿題をしていて

（大丈夫ですー！）

喜嶋

はぁ…疲れた（やっと宿題が終わり、暇そうに読書を始め

速野先輩
ここはxが……。先輩、今何してるかな…（宿題をやりながら相手のことを考え

喜嶋

運動するか…（本を読み終えては近くの広場に行き、バスケの練習をし

速野先輩
気分転換しよう…（近くの広場まで散歩へ

喜嶋

ふう…（フリースローの練習をしていて

速野先輩
あ、先輩だ…（邪魔しないように見ていて

喜嶋

…よし!!（30回連続シュートを決め、ガッツポーズで喜び

【遅れてすみません】

速野先輩
…すごい！（盛大に拍手して

喜嶋

え…？（相手の存在に気付き、驚き

速野先輩
蓮すごい！かっこいいよー！（相手に近寄って手を握り

喜嶋

え…。ありがと（顔を真っ赤にして

速野先輩
私なんか全然できないのに…（ボールを拾って投げるが当たり前のように入らない

喜嶋

じゃあ、今度教えてやろっか？（ニコッと微笑み

【落ちます!!お相手感謝です】

速野先輩
えっ？…でも、私運動が全然ダメで…蓮、呆れちゃうかも？（あはは…と苦笑して

（はい！お疲れ様でした！）

喜嶋

知ってるから平気!!（意地悪な笑み

速野先輩
も、もう…蓮の意地悪！（軽く肩を叩き

喜嶋

はいはい、ごめんなさ～い（完全棒読みで

じゃあ、今日は汗かいちゃったし、今度にしよっか（ニコッと微笑み

速野先輩
む、むぅ…　じゃあプール行きましょう！（少し不服そうに頬を膨らませて

喜嶋

怒るなって。いいよ、プール行こう（相手の頭を撫で

速野先輩
え、本当に？蓮、泳げるの？（提案が受けられるとは思っていなくてキョトンとしてしまい

喜嶋

まあな。中2まで水泳習ってたし（ニッと微笑み

速野先輩
バスケに水泳…先輩、どんだけスポーツマン…（驚いたように

喜嶋

そうでもないよ。水泳はそんな好きじゃないしね（苦笑し

速野先輩
…でもすごいなぁ。運動もできて、勉強もできて…生徒会長やっていて（素直に感心していて

（すみません、落ちます！ お相手感謝です！）

【了解です!お相手感謝です】

喜嶋

ん～。まあ、俺も最初から出来た訳じゃないし、努力は大切ってことだな（ニコッと微笑み「恵理も一緒に頑張ろうな?」と言い