ひらがな 2013-05-13 22:17:53 |
通報 |
…っふぅ…。
(暑い中の練習。こちらも床に寝そべって居るエースのように休みたいところだが、仮にも上級生な為そんな事はできるはずも無く。額に滲んで来た汗をTシャツで拭えば再度気合を入れ直し、ボールをつこうとして。さっき、この蒸し暑い体育館を出て行った主将はいつ戻って来るのかと気になり視線を出入り口に向ければ、監督と、主将。そして、監督と同じ歳ぐらいの女の人がこちらに向かってくるのが見え。体育館にくるなり主将が全員に集合をかけるが床に寝そべっている奴には届かなかったのか集合しようともせず。それを視界にとらえながらあえて無視をして。監督が、今後の事を話しているが部員たちには一切頭に入ってる様子は無く。だが、それとは一変監督の隣に居た女の人の、アイスを差し入れにきた。と言うのを聞けば一気に活気を取り戻していく部員達に苦笑いをもらし。思い思いのアイスをとって行く部員に混じり自分のアイスを取れば外に繋がるドアのところで一口かじり。先程床に寝そべって居た後輩に同級生がからかっているのが見え、それにため息を漏らせば近づいていき。二人の会話を聞けば呆れて。ここは後輩の為本当の事を言えば同級生がなんで、言っちまうんだよ、と文句を言われてしまい、苦笑いをもらして。)
トピック検索 |