塩崎 犁 2013-05-06 15:03:56 |
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(止まりそうに無い溢れ続ける涙を見ては一度手を止め。徐に相手の腕を掴み此方に引き寄せると、包み込むようにして相手の後頭部辺りに手を添えると優しく抱き締め。相手の笑みから顔を背けると弱々しい声で「…もう治るか分からない…、大体俺はいつまでこんなとこに居なきゃならねぇんだよ」自らが事故に遭った当時の記憶が全くと言って良い程無く、故に何故まだ病室に籠っていなければならないのかと何処か不服げに呟き。相手の様子に等とっくに気が付いているにも関わらず、普段通りな振る舞いの相手を見ては「弱い癖に強がってんじゃねぇよ」吐き捨てるように言うが僅かながら心配の色を含んでおり)
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