黄瀬涼太 2013-05-04 23:31:46 |
通報 |
あぁ。(と素っ気なく返せば、冷蔵庫から向かって左にある戸棚に手を掛け、ガラスのコップを取りだし平行な場所に水と一緒に置き。「…どーせ、俺が居なくなって心配になったから起きて来たんだろ。」相手の嘘など見透かすのは馬鹿でも出来るような凄く見え透いた仕草で直ぐ分かってしまい、黄瀬が考える事は全て分かっているかのようにふん、と軽く鼻をならして。水をコップに半分位注げば一口で飲み干して、トンッと音をたてまた同じ場所に置いて。相手が必要以上に撫でてくるのでこれ以上は、と思い「いーかげん、やめろ黄瀬!」と少しばかり怒りを含んだ音声で告げれば、何かに気づいたのか己の頬をいきなり指でつんつんし始めたので「おい、コラ、どういう事だァ…?」と眉を潜めて。
トピック検索 |