トピ主 2013-04-02 21:19:25 |
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( おおおロル練習の為に使わせてもらいます!告白をお題に。BL注意です。)
あッ、あのさ…!えと、…( 木枯らしが吹きつける寒い冬の夕暮れ時、野球部の外周の掛け声と共に肌を刺すような空っ風が吹き荒れミシミシと不気味に音を立てて揺れる窓ガラスを外から覗けば年季の入った教室内に男子生徒が二人、向き合うような形でお互い見詰め合って立ちつくして居り、ぽかんと目を丸くさせ見つめる男子生徒の視線の先には耳まで真っ赤に染め上げた中肉中背の男子生徒が金魚の如く口をパクパクさせながら締めつけられた感情に足を取られたようにじっと立って俯いて )だから…、俺さ…お、お前の事が…だから、( 人生の中でこれ程味わった事のない緊張に心臓が激しく波打ち、拳を丸めては小刻みに震わせてはそれを止めるように太腿に押さえつけて。精一杯勇気を振り絞って何とか喉奥から言葉発するも上手く繋がらず、家であれほどシュミレーションした告白も全て水の泡に成り果て額から滲む汗が己を催促し、一杯一杯の自身にダメもとだと真っ赤から青ざめた表情もう一度彼に向ければ放つ言葉がぎごちなく、沈黙の中からそのつどどぎまぎと投げ出すようか細い声で )す…す、好き…なんだけど…。
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