銀魂成りきり　　

神楽
重要か…？いらねーと思うけどな…(ﾌﾞﾂﾌﾞﾂと最後の方は小さく呟き
尋ねられると「そういうのは神楽が決めることだろ」と思っていたことを
述べて、髪をほどき出した相手をまじまじと見詰めて「髪綺麗だな。」と
無意識にﾎﾟﾂﾘと呟いていて自分がそう言った事に気付くとｷｮﾄﾝとして
気合いを入れるように息を吐くと「おーし、じゃ始めるぞー」と言い
髪をとくためのくしを取りに行き戻ってくると相手の髪を優しくといて
「えー…、嘘…、だから女できねーのかァ…」眉を下げ残念そうにし
相手が呟いたのを聞き取れなく「え？何って？」と聞き返し
目をﾊﾟﾁﾊﾟﾁとさせて輝かせている相手を目を丸くし暫く見詰めて相手の
言葉に「誰があんな関々原みたいな焼け野原好きになるかよ！」とﾂｯｺﾐ
「マダオはマダオでもまた違うマダオかもしれねーだろ」と片方の目を開けそう言い

うん、よかったのかな。(真顔でそう呟き相手にｷﾞｭｰっと抱き締められ
頭を擦りつけられ「な…何やってんの？」と目をﾊﾟﾁﾊﾟﾁとして相手に尋ね
「マジか！」目を輝かせた相手を見ると嬉しそうにﾆｯと笑って言って
離れようとするも相手が抱きついたままなので離れようがなくふぅ…と
溜め息をつくと薄く頬を緩めて微笑み相手に己の両腕を回して軽く抱きしめ
相手が見上げてそう言うと「ま、それもそうだな」相手を見下ろすと頷き
「新八もお前に抱き付いて欲しいんじゃね？」と思い付いた事を呟いて
必死な相手を見るとフッ…と笑って「ありがと」と短くお礼を言い
相手が驚き尋ねられ「俺そんな趣味じゃねーし…ロリコン野郎でもねーし…」
と何やら独りでﾌﾞﾂﾌﾞﾂと呟いていて「あ、そう…なら安心だわ…」と
顔を引きつらせて冷や汗をかきながらそう言って、ﾍﾟﾗﾍﾟﾗと喋る相手を
ﾎﾟｶｰﾝと口を開けて眺めていて「酷くね。」と一言呟いて
銃口を向けられると目を点にさせ撃たれれば「あぶっ…！」と咄嗟に
避けると両手を上に上げ「大丈夫だって俺を信じろよ！」と叫び
お母さん口調で言われ「うんうん、だよね悪口何て言うわけ…」と一旦
ここで区切り「…ってバカ。」とﾉﾘﾂｯｺﾐをしたあとに相手の頭を軽く叩き
呆れた目で見られ「認めざる終えなかったんだよ」と腕を組み数回頷いて
「役に立つかもしれねーじゃねーか」と欠伸をするとそう言い
相手の呟きがﾊｯｷﾘと聞こえなく「誰が好きってェ？」と顔を歪め尋ねて

嫌われたくねーし。(頬ずえをつきながら目を逸らしそう呟いて
「…わかったよ」と呟くと了解と言う風にｺｸﾘと頷いて頭を掻き
嬉しそうに見られ抱き付かれると照れくさそうにﾆｯと笑い
「どーいたしましてー」と機嫌が良いようでﾆｺﾆｺと笑っていてﾊﾟﾌｪを一口食べて
「意外」と相手に言われると「意外とか言うんじゃねーよ」と顔を逸らし
呟き、よしよしと撫でられると顔を逸らしたまま撫で受けし相手を抱っこしたままでいて
相手を回しているうちに己も段々と目が回っていき相手をゆっくりと降ろすと己はよろよろと歩き回り近くにあった段差につまずくと転けて
苦笑いを浮かべてる相手に近寄ると相手の頭に己の手をおいて真剣な顔で
「親父が過保護だァ？相手が好きならそんなこたァ関係ねぇだろ。過保護だから嫁に行けねーのか、お前はそれでいいのか。『親父が過保護だから嫁に行けないの。』で終わらしちまって良いのかよ。」
とﾍﾟﾗﾍﾟﾗと喋ると疲れたのかソファーにﾄﾞｶｯと座ってあー。と声を出してみて
再び歩き出した相手を見送ると「何あの子。ちょー冷たいんですけどー」
と呟くと己は一人公園のベンチに座り「なんか変な事言ったっけな…俺。」
と独り言を呟いて空を見れば雲が多くて「帰る訳にもいかねーしな」
と言うとベンチに寝転びﾎﾞｰｯと空を眺めていて
部屋に入ると冷蔵庫の前まで歩きいちごのパフェを取り出していて

ううん、何も言ってないよー。(不自然な真顔で首を横に振るとそう言って
泣き始めた相手を見れば驚き動揺するも冷静さを取り戻そうと咳払いをし
「ど…どうしたのかな？」と冷静そうに言うも内心焦っていて
「遅いし！もう出遅れだし！」と言うと「まったく…」と呟いて
相手に言われると「え！？嘘！？ちょっ…やだ！」と女の子みたいな声を
出し、いないとわかり冷静になると自分の声を思いだし己の口に手の甲を
当てて恥ずかしそうにして、相手の呟きを聞くとさっちゃんは
『細かいことは気にしないの』と言い方目を瞑ってウインクをして見せた
仮面をつける相手を見ると「忘れてたんならつけんなよ！」とﾂｯｺﾐ

あぁ、羨ましいわ。(ｺｸｯと頷くと撫で受けしていてﾑｽｯとしてる相手に
「そうかァ？」と聞き返し目を見開いた相手に「捨てられてませーん。」
と否定し尋ねられ「いや、なんでもねーよ。」と目を細めて
棒読みの相手を疑いの目で見て「何か言ったろ…」と小さく呟き
ぷぷっと笑う相手を顔をしかめて見ると「何笑ってんだ」とﾑｽｯとして
顔が真っ赤な相手を見ｸｽｯと笑うと「そのままの意味だ」と言って
はしゃぎ始めた相手を頬を緩め眺めていて

ありがと(照れているのか少し頬を赤く染めてぐしゃぐしゃに撫でられ
方目を閉じ「神楽っ…ちょっ…」と言いつつも笑っていて
笑って言った相手に「そうか」と言うとﾆｯと笑って
相手に膝にﾎﾟﾌｯと押さえつけられ「うぉ？！」と声を上げｷｮﾄﾝとし
「え、俺だっけ」ととぼけて相手に頬を引っ張られ「いひゃぃ…」と呟き

(ありがとうございます！
そうですか、此方こそ有り難いです！)