銀魂成りきり　　

神楽
不安になったらいつでも言えよ？俺が助けてやるからよ
(照れくさそうに頭をﾎﾟﾘﾎﾟﾘと掻きながらそう言って
「可愛がるって俺、違う意味の事しか出てこねーわ」苦笑いをして
「頼りになるわ、ありがとな」ﾆｺｯと笑うとﾎﾟﾝｯと相手の頭に手を置き撫で
涙目の相手を見れば真剣な顔になり「…」と黙りﾌﾜﾂと相手を抱き締めて
相手が顔を腕で隠せば「大丈夫か…？」と心配そうに相手を見詰めて
頬を引っ張られﾊﾟﾁｯと目を開けると「寝れないんだけど。」と文句を言い

そうだな(苦笑いを浮かべ相手にｷﾞｭｰっと抱き締められれば此方も
嬉しそうな顔をして「これ、新八が見たらどう言うんだろーな？」
相手を抱き締めたままふと思ったことを口にして相手に尋ねてみて
「俺自体が面白いって俺の顔が面白れーみてーじゃねーか」と文句を言い
相手に肩をまわしたまま「俺に食われんのやっぱ嫌？」と聞いてみて
「折るな！病院行く金ねーし！」とﾂｯｺﾐ叫び、相手に謝られ「あぁ…」と
一応許し己の手をまじまじと眺めるとふぅ…と溜め息を吐いて手を摩り
「折るつもりって…」相手の言葉をきけば段々と顔を引きつらして
「こういうのは悪い人にやるもんなの！」と相手を指差しそう言って
「あれ？そうなのか？」軽く上を向きとぼけると「すまねぇーな」と謝り
「そんなこと言われてもよー」顔を逸らした相手を眺め困ったように呟き
「あー、はいはい、分かりました。」と訴えられれば適当に返事し

しつこいのは当たり前だろ。(眉を下げれば頭を掻きそう言って
相手の言葉を聞くと「あれ？俺眼鏡似合わねーのかな…」と呟き始め
相手が手を伸ばしているのを不思議そうに見ていて、ﾊﾟﾌｪを頬張っている
相手をｼﾞｰｯと見続けて「少しくらいくれてもいいんじゃねーのー」と呟き
「いや、世間はそんなことねーの」と腕を組数回頷き自分独りで納得して
「だろ、一緒じゃねーだろ」相手に軽く流されたがめげずに頑張っていて
ﾊﾟｯと手を伸ばした相手を見下ろすと「抱っこぉ？」と片眉を上げ聞き返し
暫く相手をｼﾞｰｯと見詰めて考えるとﾋｮｲと軽々相手を持ち上げ抱っこして
「何でいきなり抱っこなんて言ったんだ？お前？」相手を抱っこし乍尋ね
「大丈夫だって、嫁には行けるだろ。」呟きが聞こえてたのかそう言い
相手の距離を積めて己の手を伸ばせば相手の後ろの襟掴み「掴まえたー」
とﾆｨと口角を上げ不気味に笑って相手を見下ろし
「いや、お前が俺が居なくても大丈夫って言い出したんだろ？ならお前が
ここに残れば良い。」と相手を引っ張り己が戸を開けると外に出ようとし
「嫌なんて一言も言ってねーぞ」死んだ魚の目で相手をまじまじと見て

だから、俺はそんな歳じゃねーの！(歳のせいにされるとﾑｽｯとして
「誰にも体力と俺のバズーカには勝てねーよ！」と胸を張り自慢気に言い
「言ったな？」相手に確認すると「神楽って気持ちわりーよな」と言ってみて
テレビを見てるとﾎﾗｰ映画がやっていて「フンッこんなの全然怖くねーんだからな！」
と一人で意地を張るとジーッとホラー映画を鑑賞していて

…何で。(寝返りをうつとそう尋ねて「いや、そんな事ねーよ？」と
首を軽く傾けて「そーだよ、序の口だよ」ﾆﾔｯと笑い経験したいと聞くと
意外な答えに目を丸くするも「後悔すんなよ？」と告げると相手に近付き
相手を見下ろし相手の顎を己の手でｸｲｯと上に持ちあげ相手の唇と己の唇を
重ねて暫くその状態でいて今度は己の舌を相手の口の中へ突っ込んでみて
「うっそ、マジで！？」と目をﾊﾟﾁﾊﾟﾁとさせて驚き「…嬉しいならいいけど」
と笑顔の相手を眺めると薄く笑ってそう呟いて
相手の様子を見るとフッ…と笑い、しゃがんだまま相手を見上げ
「ま、もうちょっと背高くなりゃぁー余裕で届くだろ」と言い

頑張れ。(ｺｸｯと力強く頷いてみて
相手の膝に顔を埋めるのを止めると「安心しろ、もうやらねーよ」と呟き
撫で受けすると相手の膝に己の頭を乗せ直して「……」と黙ると目を瞑り
「苺は言い過ぎじゃねーの？」そんなに赤かったのか…と
内心恥ずかしく思いながら相手にそう言い笑ってる相手を見るとﾑｯとして