鈴女 ほとり 2013-02-04 19:58:20 |
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雨が頬を 伝っていく
悲しみの 午前二時半
君が 拾ってくれた
野良猫の様に さ迷っていた私を
闇を零に足して0にして
私は零の君を愛し続ける
私は 独りぼっちでいるのだと
そう それが私の運命なのだと
でも 案外間違っていたようで
誰かを愛せば 一人ではなくなる
そう 私は 一人じゃないの
君が私を消すことも
君があの子を消すことも
私は全部知っていたよ
だって 君のことならなんでもわかるから
「貴方が私を愛していないことも。」
嗚呼 暗闇の中
堕ちていく 消えかけた意識
そのなかで 聞こえてきたのは
笑いながら 泣き叫ぶ
愛しい零の君の声でした
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