夕飛 2013-01-13 22:42:07 |
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哀しみに少しでも触れたくて
偽りの自分に優しさを与え
孤独を抱き寄せた。
夢の空を見上げるのを辞め
絶望に降る雨を見上げた。
僅かに残された心に
これ以上傷を増やさない為
もう、泣かない為に
でも本当の自分が問い掛けて来る
「もう、戻らないの ?」と
その度に言い聞かせながら殺める
消えぬ過去を重石で出来た
十字架に託し一つまた一つと
背負って往くのだ。
流れて来る明日の為に。
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