神薙 悠 2012-12-02 13:24:40 |
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回想Ⅶ~少年期~
数十年後の事だった・・・
僕は、ボスの元で訓練を重ね、アメリカ軍の特殊部隊に配属された・・・
様々な戦役を得て、特殊部隊で何年か経ったある日・・・
そんなに難儀でないバーチャスミッションの最中だった・・・
大佐に命令され現地で武装を調達するスニーキングミッション・・・
通信機で連絡を取り数名のバックスタッフの紹介が終わった・・・
そして、最後に紹介された戦闘及び戦略アドバイザーは、THE BOSSだった・・・。
「私がお前の指揮に回る・・・気を抜くな・・・」
「あんたがいてくれれば何より心強い・・・」
その後・・・ジャングルを抜け吊り橋に渡った時だった・・・
向こう岸側から、人影が二人・・・そして僕は・・・驚愕した・・・
歩いてくる二人組は・・・ロシア連邦軍部サーミア・イワノフ大佐・・・
そして、ザ・ボスだった・・・
「どういうことだ!!・・・」
「ジャック・・・お疲れ様・・・」
そういって、両手に持った巨大なトランクを離し、吊り橋が激しく揺れた・・・。
すると、隣の巨漢のサーミアが言った・・・。
「私の顔を見た者を・・・生かしておく訳にはいかないな・・・」
「待て・・・私の弟子だ・・・私がやる・・・」
「どういうことなんだ・・・」
そう言って構えてる間に、彼女は近づいてきた・・・。
「答えろっ!!」
その後、瞬く間も無く僕の銃器を掴むと、一瞬で捻り切り、
僕の斜め後ろに回って、僕の左腕を反対の方向へ折った・・・。
バキッ・・・。鈍い音と共に僕の左腕は骨折した・・・。
「ぐあぁぁぁぁ!!」
腕が使えなくなった僕に彼女は笑顔で手を差し伸べた・・・。
僕は、手を伸ばし助けを求めると、彼女は瞬時に無表情になり、
腕をその儘持って、下の川に投げ飛ばされた・・・。
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