神薙 悠 2012-12-02 13:24:40 |
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回想Ⅵ~少年期~
そうだ・・・この時だった・・・彼女と出会ったのは・・・w・・・
僕は戦乱の中・・・一人の女性と出会った・・・
彼女は慣れたドイツ語でナイフ一本で敵を虐殺していく僕にこう言った・・・
「Sie sind der legendäre weiße Junge Soldaten・・・
(お前が伝説の白人少年兵・・・)
Durchgeführt zahlreiche Massaker auf dem Schlachtfeld,
(数々の戦場で大量虐殺を行い、)
Wurde beendet den Zweiten Weltkrieg "weißen Teufel"・・・
(第二次世界大戦を終結させた「白い悪魔」・・・)
Genius der Schlachtung"Jack=the=Ripper"・・・
(殺戮の天才「ジャック=ザ=リッパー」・・・)
Muss ich wirklich?・・・
(そうだな??・・・)」
自称で天才とは流石に思わなかったが、大量虐殺を行ったのは事実だった・・・
僕は頷いた・・・と、次の瞬間だった・・・彼女が僕を一撃で昏倒させた・・・
次に目が覚めた時には、軍人の休養用の個室のの様な場所にいた・・・
帰ってきた彼女に話を聞くと、
「お前には才能がある・・・只・・・使い方を間違えているようだったのでな・・・」
僕は彼女に問うた・・・
「何故殺さなかった??・・・」
すると、彼女は言った・・・
「軍人ならば・・・使える術は全て使うものだ・・・
使えそうだったから拾った・・・それだけだ・・・」
一般人の感性からしたら、なんて非道なと思うかもしれないが、
そもそも軍人が理由を付けてまで敵の兵士を助けるなど有ってはならないことだ・・・
僕は・・・初めて命の重みを知った・・・
その後は・・・ボスとの修行の日々が続いた・・・
まず、銃が握れないというと笑われた・・・
握れるようになり、射撃訓練一発1mmでもズレた日は夕食を取らず外で寝た・・・
格闘訓練では骨折や大きな切り傷が出来ても終わらず、
動けなくなるまで続いた・・・
移動訓練では遅れた分だけ怒鳴られ、殴られた・・・w
でも、夜寝る前には必ず電気を消していいか??と、外で寝る時でさえも聞いてきたw・・・
食事は異常な量を食べさせられ、その時は笑いながら
「食べられるときに食べておけw・・・
そんなんじゃ戦場であっけなく死んでしまうぞ??w・・・」
と、背中を叩かれた・・・
無論、彼女の力量は重機系統や戦車の砲台を素手で曲げる程なので、あれは痛かった・・・
そして、数十年はそれが続いた・・・
なぜかは知らないが、僕が全然成長しないことに関しては、
全く指摘してこなかった・・・
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