神薙 悠 2012-12-02 13:24:40 |
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回想~少年期~
西暦という暦が発見される1000年以上も前・・・
人類は高度な文明を築き上げ非常に文化的な生活をしていた・・・
魔法というものは当たり前に存在するもので、人々の生活に深く根付いていた。
僕は当時の西部地方に当たる砂漠の中心の街に産まれたらしい・・・
当時の僕は好奇心旺盛で、何にでも興味を惹かれていた・・・
そして、僕はある日父の倉庫から変わった形の水瓶を見つけてしまった・・・。
当然、開けてはならないものだったが、当時の僕は開けてしまい中身を見た・・・
そこには、泡立った水が少量入っているばかりだったが、
僕の街には水も少なく、僕は無我夢中で飲み干した・・・。
だが、その後も何ら変化はなく僕は、日々を満喫していた・・・
当時はゲームは愚か、機械や遊具ですら存在しなかったが、只、毎日が楽しかった・・・
数十年経ったある日、父が死んだ・・・
僕は砂丘にある墓場に葬儀に行ったが、当時顔を合わせた母の知り合いは言った・・・
「化物だ!!皆逃げろ!!」
僕は何が何だか解らなかったが、後後に悟ることになった・・・
僕は・・・父が死んだ当時、その当時の数十年前と同じ姿をしていたのだ・・・。
母はそんな僕を置いてどこかに消えてしまった・・・
僕はその後、街中を路頭に彷徨った・・・。
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