〜*家庭教師とイケナイ恋愛*〜

亜梨沙>俺がやめなきゃいけなくなるので。
(苦笑いをする)
歴史の問題はこうするとわかりますよ。法律の問題はこうするとわかりますよ。
(赤ペンで書いていく)

…うん、分かってる。(引き続き苦笑いして

あ、そっか！
うんうん…なるほどね〜…。(言われて閃いたように反応すれば何度か頷いて

亜梨沙>一回両親と話をしたらどうですか？

ん？話って、先生とのこと？(課題から顔上げて

亜梨沙>俺のことも亜梨沙自身のこともです。
亜梨沙はお母様を嫌いですよね？

…うん、嫌い。(言いづらそうに俯きながら

亜梨沙>俺いいましたよね？苦手を克服しましょうって？
(にっこり笑う)
ならお母様もね｡

えー…それも…？
ん〜…(半分泣きそうな複雑な顔をして渋り

亜梨沙>それもです。
(にっこり笑う)
お母様のなにが嫌いなんですか？

うーん…何って言われると…
…私のこと思ってくれてるのは分かるけど、何でもかんでも押し付けるから。
私の意見なんて、まるで無いみたいに。(机にぐたっと突っ伏して

亜梨沙>(頭に手をやりなでながら)
亜梨沙の気持ちをしっかり言ってみたらどうですか？
俺亜梨沙のお母様と話したんですが人の意見を聞かない人じゃないと想いますよ。お母様は心配なんですよ。

…怖いよ。
何言われるか分かんないし。
だからずっと逃げてきたんだもん…。(突っ伏したまま顔上げず声震わせ

亜梨沙>(頭をなでながら優しい声で)大丈夫ですよ。
亜梨沙のお母様はこんな俺でもあなたの家庭教師を許してくれる方ですよ｡一応お母様には俺の素性を話してありますので｡

先生の…素性？(涙目ではあるが少しだけ顔を上げて

亜梨沙>言ったでしょ。裏があると。あまり言いたくないので普段は言わないんですが。さすがに両親には言わないとまずいので。まぁ敬語は表の俺ってことです。
(苦笑いをする)

そっか。
知ってるんだね、お母さん達…。(視線逸らしてぼーっと考えて

亜梨沙>理解していただける人達で安心しました。 そんなに知りたいですか？裏の俺を．．．
(メガネを外し髪をたてて亜梨沙に近づく)

だって上辺しか知らないなんて…
…？せんせ？(普段と少し雰囲気の違う相手を不思議そうに見つめて

亜梨沙>時には上辺しか知らなくていいときがあるんだよ。
こっちの姿が普段の俺だよ。
(そういうとYシャツのボタン2個外し着崩しスタイルに変えた)
普段は敬語なんか使ってねぇんだよ。

へぇ〜…悪そうな先生。(ぽかんと口開けて
でもちょっと嬉しい。上辺じゃない方見せてくれたから。(ニコっと笑い

亜梨沙>俺は好青年じゃねぇの。不良なの。ただ家柄がヤバいから表向きは好青年にしてんだよ。
こっから先の俺はおしえねぇよ。
(人差し指を口に当ててあやしげに笑う)

ふーん…家柄がいいのも考えものだね、大変そう。(頬杖ついて片手でペン回ししながら
うん、今回はもう十分！
いっぺんにいろいろ知っちゃうのも勿体無いもんね。(悪戯な笑み浮かべて頷き

亜梨沙>まぁな。
なに企んだ顔してんだよ？
(亜梨沙の顔を見る)
そうだ。亜梨沙はどっちの俺で家庭教師されたい？

べつに〜？
何も企んでないよ♪(相変わらずの笑みで答えて

ん〜…そうだな〜…
じゃあさ、とりあえず今のままがいい！
表の先生も好きだけど、裏がどんなのか分かんないでしょ？(小さく首傾げて言い

亜梨沙>まぁいいですよ。わかりました。 でもめんどくさいんで
格好はこのままでいいですか？

違うよ！
こっちっていうのは素の方！
えっと…だから、悪い先生の方…？(説明し直そうと身振り手振り交ぜてみて

亜梨沙>わかったよ。
こっちでやるよ。
話し変わるけど昨日の課題プリント採点しておいたから。
(プリントを渡す)
苦手なところはっきりだな｡

あらら…やっぱこの辺だめだなー…。
確かに他と違って閃かなかったし…。(間違えたところを見ては頭抱えて

亜梨沙>ここのなにがわからねぇの？
(隣に行きペンを回す)
ファイルみてもわからねぇか？

うん…ファイル見て、ここまでは分かるの。
でもここから先がちょっと…。(途中までは理解できているがそれを答えまで結び付けられないらしく苦悶して

亜梨沙>ここはファイルのここみながらやると繋がるぞ。
(赤ペンでファイルにチェックを入れる)
まぁ問題をよくよんでみな｡

え？問題……あっ！(引っ掛けの部分に気付いたのか思わず声上げ

亜梨沙>だから言っただろう。落ち着いてやればできるって。
(ペンを回しにっこり笑う)

ほんとだ！できた！(嬉しそうに子どものような笑顔を浮かべ
えへへ、よかった〜♪

亜梨沙>とりあえず数学、英語、現代社会、歴史は大丈夫そうだからテストするか。
それ合格したら次の教科いくか。
(スケジュールカレンダーに書いていく)

はーい。(ﾆｺ
…でも何でだろ？
“テスト”っていわれただけでちょっと自信無くす…。(ペン回しながら苦笑いして

亜梨沙>テスト＝課題プリントの最終と思えば緊張しないぜ。
それに20問しかないから気軽にやれよ。
(亜梨沙の頭をなでる)
とりあえず今から数学のテストやろうか?

課題の最終…うん、大丈夫！頑張ってみる。(撫でられ安心したのか自信持ち直して
よし！数学やるよ、せんせ。(ニィと笑って

亜梨沙>いい子だ。
よし これが数学のテストな｡終わったら声をかけてくれ。始め!
(亜梨沙のそばを離れ机の下の小さいテーブルに行き座わり昨日の課題の採点をする)

………(カリカリとペンが動く音だけがして
…(数分後)…できた！

亜梨沙>できたか？
もってきてみな。
(微笑んで)

はい、ちゃんと全問埋めたよ。(ニコっと笑いながら隣に座り手渡して

亜梨沙>えらいじゃん。
採点するから少し休憩してな。
良かったら俺の膝に頭のっけていいから。
(微笑んで採点をしていく)

膝枕で休憩していいのー？(ニコっと笑って

亜梨沙>いいよ。ご褒美だよ。
(にっこり笑い採点していく)

やった♪
じゃ、お邪魔しまーす。(ニッと笑って横になり
ふぁぁ〜…目と頭、疲れちゃった。(目を閉じて休めながら

亜梨沙>少し寝ていいぜ。今日はこれで勉強は終わりだから｡
(にっこり笑う)

ほんと？
じゃあ…そう、する…。(話しながらうとうとと早速寝てしまい

亜梨沙>(頭を撫でながら)お疲れ。
(起こすのもかわいそうなのでパソコンで課題を作っている)

…ん……せん、せ…(寝言呟いて相手の服軽く握り

亜梨沙>うん？寝言か。
(気にせずパソコンを打つ)

……ふぁぁ〜…(起きたのか、小さく欠伸すると目を擦り

亜梨沙>おはよう。
よく寝れた？

うん…、
あっ！ごめんなさい。重かったよね；(覚醒すると慌てて起き上がり

亜梨沙>大丈夫だから気にするな。
テストよく頑張ったな。満点だ。
(テストを返す)

ほんとだ！
よかったー！数学合格だね♪(満点のテストを見て喜び

亜梨沙>あぁ。数学のテスト範囲の苦手克服したな。
(にぃと笑う)

うん！
先生のおかげだね、ありがと♪(嬉しそうに笑って

亜梨沙が頑張ったからだろう。
さぁてじゃぁこの調子で英語と現代社会、歴史もやっちゃうか。
終わればマジでご褒美やるから。
(にっこり笑う)

ほんとに!?約束だよ？
なら頑張るー♪(ご褒美の言葉に喜んで早速ペン持ち

あぁ。
だから今日中に残りやっちゃえよ。
(テストを渡す)
終わったら声かけてな。

はーい！
………(元気に返事をしそれ以降はペンを走らせる音だけが響いて

…(数分後)…よし、できた！

もってきてみな。
採点するから。
(赤ペンを回しながら)

うん、結構できたと思うんだけどな〜…。
はい、お願いします。(ニコっと笑って差し出して

じゃぁ採点するから少し休憩してな。膝枕にしていいから。
(ペンで採点していく)

えへへ、ありがと♪
じゃあまたお邪魔します。(子どものように笑って膝枕で横になり

今日は起きててな。
これが終わったら少し勉強から離れるからな。
(採点しながら言う)

はーい、大丈夫大丈夫♪(見上げて返事すればニッコリ笑って

なぁ亜梨沙は今なにがしたい？
好きなこと言ってみ。

んーとね…いちゃいちゃしたい、かも//(羞恥心ではっきりと言えずモゴモゴと言って

それはあとでな。
デートしたいとかねぇの？
採点終わったぞ。
全問正解の合格だ。

え？してくれるの？デート。(してくれると思っていなかったのか驚いてパァっと表情明るくなり

やったー！
全部合格っ♪

いいぜ。
飯食いに行って買い物するか？
よく頑張ったな。
(にっこり笑う)

うん、行きたーい♪
やったー！楽しみ♪(勉強からひと時開放され、デートができるとはしゃいで

じゃぁ明日行くか？
今日は俺んちくる？

いいの!?
行くー♪
先生んち初めてだね。(相手からの申し出にいっそう嬉しそうにして

いいぜ。
お泊まりの支度してこい。
俺は亜梨沙のお母様に話してくるから。

うん、着替えとかまとめてくる。(ニコっと笑って、よほど楽しみなのか急いで用意して

(お母様に許可をもらい亜梨沙の支度をタバコを吸いながら待っている)

せんせ！お待たせ♪(大きめの鞄を持って現れ

亜梨沙のお母さんには許可をとったから大丈夫だ。
行くか？ほら。
(手を出す)

ありがと♪
うん。(嬉しそうにニコっと微笑んで相手の手を握り

(亜梨沙と手をつなぎ車に乗り一人暮らししているマンションへ)
ついたぞ｡

わー、ここが先生のマンションか、
案外近いんだね。(初めてということもあり少し観察すれば、もうちょっと遠いのかと思ってたと付け足し

あぁ近くにしたんだよ。まぁ高級マンションに一人暮らししたかっただけなんだけどな。
さぁどうぞ。
(部屋のドアをあけた)

お邪魔します♪
わぁー、広ーい！
これほんとに一人暮らし用？(中に入り、高級マンションらしい広さの部屋に驚いて

入って左側が俺の部屋、右側が風呂とトイレ。突き当たりがリビングだ。一人暮らし用だぜ。
(説明してリビングへ)
そこのソファーに座りな｡

へぇー…でも広い…。
それに綺麗だねー。(キョロキョロと見回しながら改めて実感し

うん、分かった。(笑って頷けばソファに座り

あんまり物置かないからな。
なに飲む？
(そういってキッチンへ)

だからかな？
部屋の中すっきりしてる。
男の人ってこんな感じ？(一人暮らしの異性の部屋は初めてなため、これが普通なのかと考えて

んー…紅茶がいい。(ﾆｺ
何か手伝おっか？

人によるんじゃねぇの？
俺の場合ごちゃごちゃしてんのが嫌なだけ。
大丈夫だから座ってなよ。

ふーん、そうなんだ。
はーい。(ニコっと笑って頷いて

(キッチンで紅茶を入れてリビングへ)
おまたせ。

ありがと、先生♪(微笑んで

なぁいい加減和哉って呼んだら？
今は先生じゃねぇし。
(ソファーに座り)

あ、そっか。
ついいつもの癖で。(えへへと苦笑いして
えっと……和哉…？(改まると照れるらしくボソっと

こんなんで赤くしちゃってこの先どうすんだよ。 (ニヤリと笑いタバコを吸う)

だ、だってやっぱ慣れないから…。(赤い顔を隠すため視線逸らして

(クスと笑い)
お子様だな｡

子どもじゃないもん！(ムッとして言い返し

(ニヤリと笑い)
子供じゃない証拠みしてみ｡
(ソファーに押し倒す)

ひゃっ//
しょ、証拠ってどんな…？(赤くなり見上げて

やっぱりお子様だな。
こんなんで赤くするなよ 。
(ニヤリと笑い)

びっくりしただけだもん！
子どもじゃない！(再び言い返して

だから証拠みしてみ｡
(余裕な表情を見せる )

〜〜っ//
み、見せるよ！(ムキになり、相手の首に腕回せばそのまま触れるだけのキスして

キスはこうやんのが大人だろう？
(亜梨沙の後頭部を自分によせ舌をいれた深いキスをする)
まだまだお子様だな。

んぅっ!?…ふ//(突然のことに真っ赤になり

じゃ、じゃあ教えてよ、大人を。(赤い顔で恨めしそうに見上げて

このくらいのことで赤くしてるようじゃこの先もたねぇよ。
まぁセックスで俺をイかせたら大人って認めてやるよ。
(余裕な表情を見せる)

セッ…!?//
し、したことない…//(予想外の相手の言葉に口をモゴモゴさせて

ならまだお子様だな。
(クスと笑う)
まぁ安心しな。まだ亜梨沙に手を出す気ねぇから｡(そういってソファーから離れタバコを吸う)

どうして？
…私が子どもだから…？(上半身起き上がらせて少しシュンとして

バーカ。
大切な女だから簡単に手出さねぇの。
(タバコを吸いながら)
それに亜梨沙があと一つ完全に苦手を克服しないかぎり俺は亜梨沙とはセックスしないの｡

大切…ってほんと…？//(嬉しかったのか先程とは別の意味で顔赤くして

あと一つの、苦手？(首傾げ

本当。どうでもいい女なら一夜で終わりだからな。

亜梨沙はお母さんから逃げすぎ。

そっか…えへへ//(呟けば照れ笑いして

……だって…。(膝を抱えて小さくなり

まだ信じてねぇの？
いい加減勇気だしてみたら？

…うん、分かってる。(膝抱えて俯いたまま

俺そういうのできねぇ奴嫌いだから。
こんだけいろいろゆるしてくれる親いねぇよ

分かってるよ。
…じゃあとりあえず今日は帰るね。
ここなら歩けるから1人で大丈夫だし。(立ち上がり、何とも言えない笑顔を浮かべると後ろ手に手を振って出て行き

(タバコを吸いながら無言で見送り聞こえないように)
お前のためだよ｡

はぁ〜…嫌いとかはっきり言われるとなぁ〜…。
やっぱちょっとこたえるよね。(溜息つきながら家まで歩き

(玄関に母が居て話し始め)
ただいま〜…。
母「先生の家泊まるんじゃないの？」
ん？うーん、やめて帰ってきたの。
母「付き合ってるの？先生と。」
え？うーん、どうなんだろ？(苦笑)てかさ、ちょっと時間ある？
(リビングで話す

(ソファーで)
いくら亜梨沙のためでもいいすぎたかな？

(しばらく時間をかけてじっくり話をし、ようやく話を終え和解して自室のベットで寝転び
ふぅ〜…。

(メール:解決したか？)

(メール:うん、もう大丈夫。でも疲れたから今日は勉強できない。)
(気まずさからこの日の家庭教師を断ろうとし

(メール:勉強は当分休憩だ｡親の気持ちわかったか？克服できたのかよ？

避けるなら勝手にしな。俺しらねぇからな)

(メール:克服したよ？帰ってきてから今までずっと話してた。親の気持ちも分かったし、親にも私の気持ち分かってもらった。
うん、いいよ。面と向かって嫌いって言われて…避けずにいられるほど私強くないんだ。)

あーあ…。(うつ伏せに寝転んで枕に顔埋めて

(メール:お前のためだろうがよ!てめぇが逃げてたから言ったんだろうよ!また逃げんの？
亜梨沙はそんな弱い人間か？)

(メール:全部にいっぺんに向き合ってなんかいられないよ！家族の問題は解決したもん！休憩も無しに次は先生と向き合わなきゃいけないの!?どれだけ頑張ればゴールが見えるのよ！勉強は息抜きくれるのに、もっと体力のいるこういうことは休憩くれないんだね？
先生が思ってるほど強くないよ、私。)

(メール:もういいわ｡お前みたいな子供に俺の気持ちなんかわからねぇよ。亜梨沙なら俺の立場わかってくれると思ったけどそこまで言われたらもうしらねぇ｡
あとは てめぇで考えて行動しろよ)

(メール:うん、分かった。)

(メールを送り、どうしようもない気持ちをぶつけるように携帯投げれば、部屋がノックされ
母「亜梨沙？どうかした？何かドンって音したけど。」
お母さん…。ごめん、大丈夫だから。(苦笑)
母「そう？あ、そうそう、さっきの先生との関係の話なんだけど、いいわよ？付き合ってても別に私とお父さんは何も…。」
あー…、あはは、やっぱ何でもないや。
(苦笑いして首を横に振り

(携帯の電源を落としソファーに投げて寝室へ行きベッドに横になる)

母「どうしたのよ？さっきまで認めてって必死だったのに。」
うん…そうなんだけどね。何か…分かんなくて…。
母「そういうものじゃない？人の気持ちなんて、分かんないわよ。」
そう…だね…。
(母に肩を抱かれながら涙目で話して

(ベッドに横になり額に腕をやり目をとじる)

うん、ありがと、お母さん。(元気付けられ涙目のまま微笑んで部屋から出る母を見送り

(そのまま寝る)

ふぅ〜…
何か今日はいろいろありすぎた…。(ベットに倒れ込み枕に顔埋めて

(寝息だけが寝室に響く)

…だめだ、今何考えてもマイナスにしか向かない。
泣けてくるから…やめよ。(涙を隠すように枕に顔埋めたまま目を閉じて

((先にどんどん進めて｡))

(母から先生へのメール:亜梨沙が今日帰ってきてから少し話をしました。先生にはずっと心配かけていたけれど、何とか上手くやっていけそうです。ありがとう。
あと、娘からあなたとのことについても聞きました。様子が変だから何かあったのかもしれないし、あの子は素直じゃないから迷惑かけてるんでしょうけど、よろしくお願いしますね？)

(起きて携帯の電源を入れてメールを見て返す｡

お母様へ。
良かったですね。これで亜梨沙さんの苦手は全部克服出来たみたいですね。
今日俺は亜梨沙さんがあなたときちんと向き合えるようにキツい言い方をしました。どうしても亜梨沙さんにあなたと向き合って欲しかった。それと俺の立場もわかって欲しかった。冷たい言い方をしましたがこうするしか方法がありませんでした。
どうか亜梨沙さんをよろしくお願いします。

和哉

(次は亜梨沙本人からメールが届き

お母さんにいろいろ聞きました。
さっきはたいして考えもせずに、わーっていろいろ言っちゃってごめんなさい。
ショックだったのはほんとだけど、でもお母さんと話せたのは先生のおかげだとも分かってるから…ありがとう。
それだけ言いたかっただけだから…じゃあ。

(メール:俺の立場と気持ちわかったのか？
亜梨沙はこれからどうしたいんだ？)

(メール:これから…一緒に居たいけど、できるなら…。)

(メール:はっきり言えよ｡あとは行動してこいよ｡)

行動…。(呟いて家を出て

(携帯を閉じてソファーに横になる)

ピンポーン…(チャイムが鳴る

どうぞ。
(相手がわかっているので)

せんせ…っ(泣きそうになりながら抱き着いて

俺の気持ちと立場理解したか？
だから亜梨沙はまだ子供なんだよ。

うん…ごめん、なさい…。(抱き着いたまま顔上げず

俺が考えもなしに言葉いうわけないだろう？

うん…、
そうだね…そうだよね…。(呟くように何度も言い

亜梨沙の親からメールきたよ。
関係話したんだろう？

うん、ちゃんと話して…分かってもらえたと思う。
構わないって言ってたから。(頷き

俺からも頼んだからな。ちゃんと話せばいい両親だよ。

うん、
よかった、ちゃんと話せて。(柔く微笑み

亜梨沙はもう少し人の言葉を考えような。
(にっこり笑う)

これからの課題だな。

はい…。(反省したのかシュンとして

まぁこれから亜梨沙には両親がついてるから大丈夫だな。
(少し微笑んで)

そう、かな…？
…うん、そうだね、大丈夫。(小さく微笑み

自信ねぇの？
自信もっていえねぇの？

ううん、大丈夫。
もう大丈夫。(頷いて

その言葉に嘘ねぇな？ あったら別れるからな。

ないよ、大丈夫。(真っ直ぐ見つめて頷いて

とりあえず信用してやるよ。
で今日泊まるの？

あ、うん。
いい…？(伺うように

いいよ。ちゃんと許可とってあるなら。

それは大丈夫。
さっきメール入れて、OKの返事ももらったから。(柔らかく微笑み

ならいいぜ。
とりあえず少し寝かせれろ。昨日イラついて寝てねぇんだ。
(ソファーに 横になる)

うん、分かった。
おやすみなさい、先生。(小さく笑えば、邪魔をしないようにと自分は少し離れた位置に座り

うん。 部屋にあるもん好きに使っていいから。
(そういって静かに目を閉じる)

はーい。(返事すれば早速キッチンで暖かい飲み物入れて

1時間したら起こしてくれ。
(そういって眠りつくしばらくして寝息が)

分かった、
ゆっくりしてね？(キッチンで飲み物入れてきて微笑み
ってもう寝ちゃってる…。(ソファの前に座って覗き込み

(寝言:てめぇらとの約束は俺が守から｡)

てめぇら…？
誰のことだろ？(キョトンとして呟き

(なにごともなかったように静かに眠る)

まぁ寝言だし、特に意味ないか。
ふぁぁ〜…(気に留めず自分も欠伸して

((好きなように進めてくれ))

すぅ…すぅ…(自分も眠ってしまい、起こすのが遅れ

(目が覚めて)
う～ん｡結構ねたな｡

んー……(気付かず寝たまま

起こせって言ったんだけどな。
(ため息をついた)
まぁいいや｡飯の支度するか｡
(キッチンへ行き支度をする)

……ふぁぁ〜…。(ようやく起きて目を擦り

起きたのか？もう少ししたら飯出きるから顔洗ってこいよ。

あ、私、寝ちゃってたんだ。(苦笑いし謝罪して

分かった。
ありがとう。(ﾆｺ

言われたことくらい出来るようにしてくれよ。

(そう言って料理をテーブルに並べていく)

そう、だよね。
ごめんなさい…。(俯いてもう一度謝罪し

(ため息をついて)
今度から気をつけろよ｡
飯できたら食えよ｡
(夕飯のメニューはハヤシライスと唐揚げとシーフードサラダ)

はい…。(苦笑いして

えっ、すごい、
これ全部先生が作ったの？(あまりの出来の凄さに驚き

ちゃんと作ったもんだからな。レトルトじゅないからな。

すごーい、プロみたい！(目を輝かせ
いただきまーす！(ﾆｺ

一人暮らしが長かっただけだよ。
それに一応調理師免許あるからな。

ふーん…先生って何でもできるんだね。
…おいしー！(素直に感心すれば味に感動し

まぁな。
とりあえず家事は全部できるよ。

なら先生、いつでも主夫にもなれるね。(冗談ぽく笑って

主夫はやだな。