鐐乱 2012-01-25 23:01:14 |
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―パタンッ。
僕は今日も、
ありきたりな、
そう、何処にでもあるような、
そんな日常風景を眺めながら、特に何かを思案する風でもなく、
ただ、ただひたすらに、『つまらない。』という言葉を思い浮かべては消して―
繰り返して―
...ほんと、どうしようもないな、僕は。
口元を無理矢理吊り上げさせ、自嘲気味た笑みを零しては、自分の部屋を見回してみた。
天井を見て―
押入を見て―
勉強机を見て―
...チッ。
代わり映えのない毎日に唾を吐きたくなるような、そんな気分で僕は舌打ちを零してみた。
...が、何も変わらない...
変えようがない―
僕は一旦心を無心に戻してみた。
そのままの状態で僕は部屋を後にした。
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