優月 2012-01-07 23:58:28 |
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遅くなってすみません!続きです・・・
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家への道のりの途中、小走りだったフェリシアはふと歩みをとめた。
道の真ん中で、大柄な男2人とが、幼い少年を脅していたのだ。
「おら、金だせよ」
「早く出さないと・・・殺すよー?」
小さなナイフを片手に、男は意地の悪い笑みをうかべていた。
少年は、おそろしくて声も出ないのか震えている。
(許せない・・・・!)
フェリシアは籠を足元に置くと、少年のもとへ駆けつけた。
「あ?なんだこの女?」
「かわいい顔してんじゃん・・・なぁ、こいつ売ったほうが儲からね?」
「いーな、そーしよw」
少年をかばうように立ちはだかったフェリシアに、男たちは舌なめずりをした。
そんな男に、フェリシアは顔をしかめながらはき捨てる。
「黙れカス」
空気が一瞬・・・・凍った。
男が呆気にとられている隙をねらい、フェリシアは隠し持っていた短剣で男をきりつける。
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