_______________ 「いけ!」 少年を抱えている男が、剣を捨てた瞬間に叫んだ。 「タヒねぇぇっっ!!」 後ろから聞こえた声に、フェリシアは反射的に振り返る。 大きな剣を振りかざす男が目にはいる。 (しまった、まだ仲間が…!) よけようとしたが、 もう剣は目の前まで迫っていた。 (…っ、きられるっ…) とっさにフェリシアはぎゅ、と目を瞑った。 遅れてすみません(>_<)