「まあ、今はあたしの言ってることが分からないだろうけど、目が醒めたら理解できるよ。」 言っていることは分かるが、信じることが出来ない。でも今それを言い争っても平行線に終わるだろう。そんなことよりもすぐに知りたいことがある。 「モモちゃん、モモちゃんは誰なの?」 「やっとルイ君は夢の中と現実の疑問が同じになったね。……教えてあげる。あたしが何者なのか。」