十六夜 2011-10-30 23:38:07 |
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葎「ん…」
目が覚めた。
葎「いてて…」
後頭部に痛みとタンコブが残ってる。
あたりを見回すと保健室らしい…。
軽く薬品の匂いが鼻についた。
どうやらあの後俺は保健室に運ばれたみたいだ。
?「スー…スー…」
葎「ん…?」
横で椅子に座りながら寝ている少女が居る…。
さっき助けた子だと思う…。
整った顔、髪をセミロングにしている軽く赤毛の綺麗な子だ…。
俺は起こさない様に自分の伊達メガネをかけて、布団から出てそのまま下校した…。
今考えればこの子を助けたときから俺の季節は巡りだしていたのかもしれない…。
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