十六夜 2011-10-30 23:38:07 |
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無月美央視点~~
律が扉を閉める直前
美央「諦めないから…」
そう一言だけ呟いた。
なぜだか諦めたくなかった。
私達と言うのは本当で、私を入れて3人の班になっていた所で友達に
「律も入れたいと」
言ったところ、細々と説明を入れたらOKが貰えた。
私も一回でOKされるとは思っていないので次の手を考える。
何故か、私は楽しい気持ちで溢れていた。
律視点~~
屋上から出た後自販機に向かい缶コーヒーを買った。
律(しかし…予想外だ)
教室に戻りながら先ほどの出来事を思い返している。
律(まさか…班の勧誘とはな…)
教室に行く途中のゴミ箱に缶を投げ入れ、教室に入ると先に戻っていた昌に屋上での出来事を語ると、
昌「無月先輩、お前に惚れたんじゃないの?」
と真顔で発言する。
律「冗談も程ほどにしてくれ…」
昌「いやでもさ~…何か有りそうジャンか~」
と、腑に落ちないと言った顔で考え込んでいる。
律「考えるだけ無駄だろ…」
そう言い切り俺は、また窓の外に目を向ける。
律(弁当箱…明日返すか…)
そんな事を考えながら、授業を聞くまいと眠りに落ちる…。
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