十六夜 2011-10-30 23:38:07 |
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昼休み。
俺は購買に向かってる途中。
昌と軽く世間話をしながら歩いている。
因みに予想したとおり遠足は昌との2人だけ。
別に嫌じゃない。寧ろ知らない奴が居る方が嫌だ。
昌もそれを理解した上で俺と組んでいる。
俺を分かってる所を見ると。
有難い。と思う。
美央「お~い!葎~!」
俺を呼ぶ声に少なからず反応したが。
何やら嫌な予感がした為、歩き出す。
昌「葎?呼ばれてっけど…?」
葎「いや…きっと葎違いだ…」
美央「おい…待ってくれ…頼む」
葎「はぁ…何ですか…?無月先輩…」
嫌な予感はこれだ…。
声が知った声だった為の所為だ。
美央「うむ…。此処だと少し話しにくいな…。葎を借りても?」
昌向けて最上級の笑顔を向けながら聞く。
それ以前に俺の意思は…?
と、思ったが話を聞こうとした時点でそんなものは皆無だろう。
昌「ど…どーぞ…どーぞ」
と進めるように手を前に出す。
美央「ありがとう。さてじゃあ付いてきてくれ。」
葎「いや…俺、昼飯まだなんですが…?」
美央「そうか…。実は作りすぎた弁当が一個あってだな…その…それでは不満だろうか…?」
何とも断りづらい…。
葎「分かりました…。行きましょう」
昌に一言悪いと言い無月に付いていく。
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