十六夜 2011-10-30 23:38:07 |
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美央「私が朝ご飯を作ってやろう!」
葎「まにあってるので…。」
ドアを閉めようとすると、
美央「ちょ…ちょっと待った!作らせてくれ!」
葎「はぁ…じゃあ頼むよ。」
美央「あぁ!わかった!」
取りあえず無月を家に上げた。
葎「台所は勝手に使っていいから…。」
美央「そうか!では作るとしよう。」
台所は無月に任せて俺は部屋に戻った。
部屋でケータイを見るとメールが来ていた。
送り主は昌か…。
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無月先輩に家の場所を教えたから!
多分今日来ると思うぜ!
-END-
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葎(おせぇよ…。もう来てるし…。)
返信するのが面倒だったので放置した。
コンコン
美央「朝ご飯が出来たぞ。」
葎「分かった。今行く。」
ドアを開けるとエプロンを付けた無月が立っていた。
美央「そう言えば好き嫌いはあるか?」
葎「それ…作ってから言う台詞じゃないし…。特にないけど。」
などと質問に答えながらリビングに入ると朝食とは思えない豪華な食事が用意されていた。
葎「これ…全部作ったのか?」
美央「当たり前だ!」
と…胸を張りながら答えた。
席に座り食べ始めると…凄い顔を見られてる。
葎「ん…うまい。」
美央「そうかぁ…。よかった。」
と、安堵の表情を浮かべた。
全てを食べ終わり無月は皿を洗っていた。
美央「それではまたな!」
葎「あぁ。ありがとな…。」
お礼は言って無月を送り出した。
美央「そうだ…携帯を貸してくれ。」
葎「は…?」
美央「携帯だ。け・い・た・い。」
ケータイを出すと捕られなにやら操作している…。
美央「よし!」
と、ケータイを俺に渡した。
美央「私のアドレスと番号を入れておいた。だから消すなよ!」
と…言い残し歩いていった…。
葎(何なんだ…。)
考えても全く分からなく、そのまま少し呆然としてた。
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