十六夜 2011-10-30 23:38:07 |
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取りあえず購買に向かった。
1階まで降りなきゃならないから面倒だ。
購買で取りあえずパンと2つと飲み物のお茶を購入し教室に行った。
昌「り~~つ~~!ぐへ!」
葎「煩い…。叫ぶな。」
教室に入ると直ぐ昌が叫んだから取りあえず殴っておいた。
自分の席に座ると昌が弁当を持って俺の席に来た。
昌「どこ行ってたんだ?」
葎「中学から俺のサボり場所は変わらないぞ…。」
昌「じゃあ次は俺も行こうかな~♪」
葎「やめとけよ優等生。」
などといつもと変わらぬ話を2人でしているところに誰かが近づいてきた。
?「どうもこんにちわ。君が噂の葎くんだね?」
めんどくさそうなので取りあえず無視してみたが、
?「君?よ~く聞きたまえ。この蔵前 帯河こそが無月さんにはふさわしいんだよ。分かるだろ?」
葎「昌…誰こいつ?」
昌「蔵前 帯河(くらまえ たいが)。このクラスの中で一番カッコいいと自称するキザ男だよ。」
なるほど…どうりでさっきっから微妙にこっちに目線が集まりつつあるのか…。
まぁナルシストか…。嫌われてるって訳だ。
葎「はぁ…。俺は他人に興味はない。俺は知らないし好きにしろ。でも…1つ教えてやる。お前に無月はふさわしくねぇよ。」
帯河「オタクの君に言われたくないね。どうせ僕よりも劣ってるからって言う嫌味だろう?」
昌「お前いい加減に…。」
葎「やめろ昌…。良いか?そこのナルシスト…。劣ってるかは知らないが俺はオタクじゃない…。外見で判断するな。」
帯河「見かけじゃないよ。本当のことだろう?それに君のお友達もバカそう…」
グイッ!
俺は蔵前の胸倉を掴んだ。
昌「おっ…おい!葎!」
葎「俺は構わない…バカにされるのは慣れてるからな。…高校にはいってまで暴力沙汰は起こしたくない…。次コイツをバカにしてみろ…。その自慢してる顔を外に出れなくしてやる。」
俺は殺気を込めて髪の毛の隙間から睨み付けた。
帯河「ひっ…。」
俺は手を離し、また席に着くとナルシストは蛇に睨まれた蛙の様にただ立ち尽くしていた。
帯河「な…何だ…。その赤い瞳は…。」
俺に向けて畏怖の表情をだし…
そう言い放ち。
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