十六夜 2011-10-30 23:38:07 |
通報 |
~~~~~~~~~~~~~~~
「お前何ていらないんだよ!」
「消えろよ。」
「お前のせいだ!」
「お前が悪いんだ!全部。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
葎「……っ…!」
目覚めは最悪だった…。
葎(俺はまだ…あれに囚われるんだな…。)
少し気持ちが悪くなるようなそんな気がした。
俺の中に今も存在している昔の記憶…。
少し物思いに耽っていると屋上の扉が開く音がした。
ガチャッ--
美央「あぁ。起きたんだな。」
最悪の組み合わせだ…。
俺はズボンのポケットからケータイを取り出し時間を見た。
葎(なるほど…。丁度昼休みか…。)
美央「朝はいきなりすまなかった。」
といきなり頭を下げてきた。
こっちからすれば?が浮かぶばかりだ。
葎「何が?」
美央「質問したことだ。強引過ぎたかと。」
葎「別に良いよ。それじゃ。」
昼食を買いに行こうとしたら、
美央「やはり昨日助けてくれたのお前なのだろう?」
葎「またか…。まぁ良いか…。そうだ俺だ。」
美央「何で急に居なくなってしまったんだ…?」
葎「他人と関わる気はないし…助けたつもりもないからな。落ちてきた者を受け止めた。ただそれだけだ。」
美央「だが結局お前に私は助けられている…。」
葎「だからなんだって言うんだ…?」
美央「何かお礼をさせてくれ。」
葎「遠慮する。」
美央「それじゃあ私の気が…あっ!ちょっと待て。」
バタン--
俺は無月の静止は聞かず屋上から出ていった…。
-----------------------------------------------
トピック検索 |