つづき

title*｢ドッチ?｣

キヅイテル?

キヅイテナイ?

ボクノ

コノキモチニ……

ネェ…

キヅイテル?

キヅイテナイ?

ドッチナノ?

ハッキリシテヨ……

ドッチナノ…?

title*｢本当に…｣

私が本当に欲しい物はね

高い宝石や

可愛いお洋服や

綺麗な花束なんかじゃないの

私が本当に 何よりも欲しいのは

貴方からの本当の｢アイ｣なの

でも貴方は気付いてくれない

私は 何時になれば

貴方から 本当の｢アイ｣を貰えるの…?

title*｢好きだけど…｣(依頼人:蓮)

私は貴方が好き

貴方も私を好き

でも 私が貴方の｢恋人｣で居ることは

貴方への｢重み｣になってしまう…

貴方に迷惑なんてかけたくない…

私は貴方が好きだけど

貴方の｢重荷｣になるのは嫌…

私は どうしたらいいの……?

答はあるの……?

title*｢重り｣(依頼人:蓮)

私が貴方を好きで居ることは

罪なのですか?

私が貴方を愛する事は

罪なのですか?

私は貴方を好きで居たい

私は貴方を愛して居たい

でも それが貴方に｢重り｣となって 伸し掛かるのなら

私は一体 どうしたら良いのでしょうか…

title*｢何処へ…｣

貴方は一体何処へ行ったの?

私を置いて 一体何処へ…?

独りは寂しいの……

早く 私の所へ

帰ってきてよ……

今直ぐ 会いたいよ……

ねぇ 一体何処へ行ったの…?

title*｢夢｣

夢の中に出てきたあの人…

あの人は私が探し求めている人?

同じ夢を

繰り返し繰り返し

何度も見る………

それでも あの人の正体が解らない…

でも あれはきっと

私が探し求めている人……

そうだと思う…

そうであってほしい…

今宵もまた 同じ夢を見る……

title*｢温もり｣

今まで ずっと

ぼくを 支えてくれていたのは

きみの 温もりだった

今まで 一緒に居てくれて

ありがとう

今まで 支えてくれて

ありがとう

ぼくに 愛を与えてくれて

ありがとう

そして

最期に………

｢さよなら｡｣

title*｢疑問符｣

似てる…

けど 違う…

違う…

けど 似てる…

別人なのは解ってるけど

でも 似てるから…

偽りの存在?

違う

疑似の存在?

違う

本物じゃない 本人じゃない

ちがうチガウ違う?

わからないワカラナイ解らない?

わかるワカル解る?

解ってる…

違う 別人 本人じゃない…

解ってる…

title*｢ちから｣

非力だからこそ

祈り続ける

無力だからこそ

信じている

｢どうか 無事でいて…｣

神様に 届くように しっかりと

祈り 信じ 待っ……

title*｢また…｣

また

みんなで

わらえると

いいね

また

みんなで

たのしく

おはなししたいね

また

みんなで

おなじばしょで

いっしょに

いたいね

また

みんなで

たのしいときを

すごせるといいね

しんじてるよ

いのってるよ

title*｢此処に居て｣

独りは寂しい

独りにしないで

ずっと

ぼくの側にいて

ぼくから

離れていかないで

独りきりなんて

絶対に嫌

独りにしないで

此処に居て

title*｢命｣

いのちは もろくて はかない

だからこそ きれいで みにくい

いのちは やがて つき

おわりをむかえた いのちが むかうさきは

いまだ だれも めにしたことのない とおいせかい

いのちは ごくまれに おわらないこともある

ひとは それを ふし という

でも おわりがあっても おわりがなくても

いのちは いのち

たいせつに するもの

はかなく もろく うつくしく みにくいからこそ

たいせつに するもの

title*｢涙｣

あれ?

何でかな…

涙が出てくる……

どうしてかな…

辛いよ……

苦しいよ…

｢ごめんね｣って

言わないと

いけない気がする

涙が止まらないよ…

どうしてかな…

title*｢気付けない｣

近くにある幸せほど

気付けないものはない

遠くばかりを夢見て

今 目の前にある幸せに

気付いていない

そして 後々後悔する

｢どうして、あの時きづけなかったのか…｣と

title*｢どうせなら…｣

どうせなら

いっそのこと

嫌いになってくれればいい

こんなぼくを

いつまでも｢好き｣だなんて

早く嫌いになってくれればいい

そうすれば ぼくは楽になれる

どうせなら

ぼくを 殺してもいい

どうせ

嫌われるのなら

殺された方がまし

どうせなら

どうせなら………

title*｢拠り所｣

ぼくの拠り所はきみ

きみはあたたかくて

おひさまみたいに

ぼくをてらしてくれる

ぼくは拠り所のきみを

うしなえば

きっとこのさき

いきてはいけないだろう

だから

きみをうしなわないように

いっぷん いちびょうを

だいじにしたい

ぼくのために…

title*｢傷痕｣

貴方が私を護るためにつけた傷

幼い私にはその傷が

どれ程のものか解らなかった

でも

今は解る

貴方が私を護るためにつけた傷の｢重さ｣

私はどれだけ貴方に護られて

貴方をどれだけ傷付けただろう

今でも

それが 解らない…

title*｢自分｣

大嫌いな自分

嘘つきな自分

怖がりな自分

弱い自分

強がりな自分

全部自分だけど

全部嫌い

大嫌いな自分ばかり

自分がキライ…大嫌い

title*｢泣き虫｣

いつも

泣いてばかりだった

君を困らせてばかりだった

泣いて 泣いて 泣いて

ひとりぼっちの泣き虫は

君が戻ってくるのを

今日も涙を流して 待っている

泣いて 泣いて 泣いて

待っている

title*｢花見｣

ねぇ 覚えてる?

ぼくが小さい頃

一緒に見た

あの満開の桜

綺麗だったね

また 一緒に見たいね

だから 早く帰ってきてね