Butterfly record 〆

（ / この度は共に物語を紡ぐ許可をありがとうございます。このまま本体会話で話を進める事も、名前こそまだ無いですがキャラクターで話を進める事も、何方も可能でございます。青い蝶様のやり易い方でよろしくお願いいたします。 ）

（／お早いご移動並びにお声掛けありがとうございます。それではお言葉に甘えまして一度キャラクターの方にてご相談を進めさせて頂ければと思います。また、名無し様のお子様のキャラメイク後に此方から相談等あれば背後もしくはキャラクターを通じて適宜お話させて頂きますね。改めましてこれからどうぞ宜しくお願いいたします。（　蹴り可　）


──それでは改めて。こんばんは、そしてようこそ、素敵な貴女。初めのナビゲートは私が担当させて頂くわね。勿論、ナビゲート向きではないけれど彼と交代することも可能だから希望なら教えてちょうだいな。

さて、早速だけれど貴女のことをお聞きしても良いかしら？貴女が思う自身の性格、辿ってきた人生。そして、貴女にとって気にかかることを思うがままに綴って欲しいわ。
そうそう、萌えや萎えについてだけど、私や彼の方から特段提示するものは無いの。どんな貴女でも大歓迎だけれど、強いて言うなら以下の通りね。ただ、仮に世界観に合っていた静かな性格だとしても、会話が成立しない子や衝動と理性のバランスが余りに不釣り合いな子は少し厳しいかもしれないわ。
──こんなところかしら。書いてみると当たり前のことでも意外と制約が多いものね。それと、これだけじゃ書き辛い時は遠慮なく教えてちょうだいね。舞台設定や私、彼についてもう少し詳しくお話するわ。

萎：元気過ぎる／騒がし過ぎる／ぶりっ子など、世界観に合わないキャラクターやポップな服装／

こんにちは。話の段階なのにお返事がテンポ良く返せていない事をまずは謝罪させてほしいって背後が。

自分の性格を説明するのって意外と難しいね。上手く伝わればいいんだけど、言葉にするのは難しいから性格を含めた色々下に書く。


淡白に見えてそこそこ好奇心旺盛 ／ 諦め癖あり ／ 興味を唆られた物・事への行動は衝動的な事も多々あるが、自身の気持ちに対してはわりと理性的
上下真っ黒のパンツスタイルが基本 ／ 透け感のある黒髪ロング ／ 身長160前後 ／ 20歳

──衝動的云々の所は誰かが言ってた気がする。
"埋められない無力感と孤独感"は生きていれば着いて回るものでしょ？
後は生い立ちか。──特別変わった生い立ちではないけどね、ごく一般的な家庭。ただ、両親には私の事見えてなかったかも。言葉通りの意味だよ、私は外に出れば存在するけど、あの家の中では存在しない。それだけ。

私の説明短すぎるかな？

あら、気にしないで。ここに訪れる人々にはよくあることだわ。背後様にも宜しくお伝えくださいな。反対に、私こそお喋りが過ぎるようならおっしゃってね。久方ぶりのお客様にどうも舞い上がっているみたいなの。

孤独、無力感、家族。──ありがとう。認識に大きなズレも見当たらないし、バランスの面も考慮してくれたのがよく分かるわ。それに、現時点では十分よ。

──そういえば、自己紹介がまだだったわね。私の名前はユリシス。蝶の名前で、和名ではオオルリアゲハと呼ぶそうよ。そして、彼の名前は胡蝶（　こちょう　）。──彼の性格上、下手をすれば暫く名乗りもしなさそうだもの。一緒に伝えておくわね、どうか覚えてあげて。

さて、貴女の名前を聞いても良いかしら？和名でも洋名でも特に決まりはないし、まだ未定であれば決まった時にでも教えてちょうだいな。それから、下に用意した三冊の本のどれかを選んでくださる？この世界について記されている本よ。貴女のことを知るのと同時に、貴女にとって興味が湧くものを説明させて頂きたいと思ってね。──どうかしら？


〈　世界観について　〉
〈　当募集の趣旨や交流について　〉
〈　ユリシスと胡蝶のプロフィールについて　〉

良かった、私も背後も安心する。だから全然お喋りだなんて思わないよ。誰かの話を聞くのは好きなの。

自分の事説明するのってこんなに難しいんだって改めてわかったよ。別に隠す事なんて無いし、聞かれた事には全部答えるから、もし何か知りたい事が出て来たら質問してほしい。

──ユリシスと胡蝶。うん、覚えた。2人共綺麗な名前。私はオリヴィアだけど呼びづらかったら適当に呼んで構わないよ。たまにビビって呼ぶ人も居るし。…呼びやすいように。──本は正直どれも興味深いなって思う。一冊しか選べない？もしそうなら……やっぱり2人のプロフィールが一番気になるかな。…全部は読めないんだよね？

嬉しいことを言ってくれるのね。私もこちらの背後も安心してお話出来そうだわ、あの胡蝶もね。

──あら、私としたことがついうっかり。また胡蝶に呆れられてしまうわ。ごめんなさい、もう一度言い直すわね。三冊のうち最初に話題にする一冊を選んでもくださる？一冊目が終わったら、二冊目三冊目の話に移りましょう。
説明の都合上、一冊自体が長くなってしまいそうだから貴女のお話のお邪魔になってはいけないと思ったのだけれど、かえって分かりづらくしてしまったわ、許してちょうだいな。それから──オリヴィア。そう、オリヴィアと言うのね。素敵な名前だわ。ビビも魅力的だけれど、ここはオリヴィアから始めさせて貰おうかしら。これから宜しくね、素敵な貴女──いいえ、オリヴィア。

あ──これ私の勘違いだね。私こそごめんなさい。

2人のプロフィールが気になる事は変わらないけど、全部知れるって事なら上から順番に読みたいな。〈 世界観について 〉を最初に読んで最後に2人のプロフィール。楽しみは後にとっておく事にする。
それから名前──ありがとう。面と向かって呼ばれると何かむず痒い。何でだろうね、私の名前で別に呼ばれるのは普通の事なのに。

〈　世界観について　〉
　いつもと同じように眠りについた貴方は暗闇の中、青い蝶に導かれ夢の世界に続いている青い扉を開けます。

◆◇変容する世界
　青い扉のその先、訪れた貴方の精神をもとに世界は変容します。日によってまったく異なる場所へ姿を変えますが、唯一夢の世界を彩る「　鮮やかな色が失われている　」点は共通しています。セピア色の書庫。グレースケールの庭園。モノクロの教会など感じ方は人それぞれです。

　例外として、世界を彷徨う青い蝶だけは鮮やかな光を放っています。ただし、貴方が住民を拒み関係が悪化すれば蝶は徐々に光を失い、やがて消滅するでしょう。反対に、住民と関係を深め貴方自身を歪みなく見つめ直せば、青い蝶は貴女自身を見つける手助けをしてくれるかもしれません。
　
　夢と現実を行き来する貴女の精神状態によって、世界がひび割れることも少しずつ色を取り戻すこともあります。歴代のお客様の中には、自らの意思で永遠に教会で眠ることを選んだ方や、自らの手で朽ち果てた書庫を美しい書庫に修復した方もいらっしゃいます。


◆◇青い扉
　世界を訪れる際や世界から帰される際に、ごく稀に「　思い出して　」「　見つけないで　」と囁きが聞こえます。この声は住民には聞こえません。──これは、貴女の声ですか。それとも、見知らぬ声でしょうか。

◆◇住民
　夢の世界に佇む不思議な住民達。青い蝶の耳飾りが住民もといナビゲーターの証です。職務に忠実な者からただこの世界を生きるだけの者、夢と現実を行き来する貴女を観測する者など性格は様々です。

◆◇迷い人
　何かのきっかけで、住民以外の人間と出会うことがあります。その相手は、貴女と同じ状況に置かれているのかもしれません。
　しかし、これは貴女だけの記録。──これより先は、貴女がこの物語を選ぶ時にお話しましょう。

やっぱりお客様との会話は面白いものね。行き違いの会話なのに、なんだか穏やかな心地がするわ。──むず痒い、オリヴィアはきっと控えめなのね。それとも照れ屋さんの方が近いのかしら？顔は赤くはないけれど……。


>8

──以上が大まかな〈　世界観について　〉 の記述よ。さて、ここからは私の方から補足するわね。多少メタ的な視点も混ざってくるから、その点だけ注意してちょうだいな。

まず世界について──いわゆる夢と心の世界というものね。無意識の世界とも言うのかしら。募集や説明では書庫・庭園・教会をメインに取り上げたけれど、厳密な形は決まっていないわ。牢獄、誰もいない講堂、月だけが見えるテラスなど「　今の貴女の心を表現するなら、どんな場所になるか　」「　何が鍵を握っているか　」「　どんなところへ逃げたいか　」お客様のそんな感情が世界を変化させる鍵を握っていることが多いわね。会話時に今回は教会、今日はテラスと場所はオリヴィアが指定することも可能だから少し考えてもらえると嬉しいわ。?
次に、私たち住民の補足よ。といっても、これはイメージを補強する為の説明に過ぎないのだけど。この世界の住民は鍵となる要素が存在するの。私でいえば理性──超自我（　スーパーエゴ　）。胡蝶であれば、衝動や本能（　イド、エス　）が話していくうちにトリガーになり得るわ。行きすぎた理性に囚われればやがて押し潰され、衝動に身を任せればやがて破滅する。そんな流れを元に交流に変化が訪れるかもしれない要素といったところね。
もし今後他の住民が増えるとしたら、喜怒哀楽や悪夢といった要素が鍵となる住民が現れるのかもしれないわ。──ちょっとした小話よ。

青い扉と迷い人は完全にプロローグと、今後提示出来るかもしれない──いわゆる追加エピソードのような立ち位置になりそうだから、二冊目の〈　当募集の趣旨や交流について　〉の記述と一緒に補足するわ。

ふう、一冊目に関してはこんなところね。特になければ二冊目に移る予定だけれど、オリヴィアの方から何か質問はあるかしら？どのような内容でも大丈夫よ。

"色"が無い世界って興味深いね。でも──ギラギラしてないだけ好き。
これは照れてるのかな？でも名前を呼ばれただけだよ。多分久し振りだったからかな。

質問は今の所大丈夫。こういう気持ちも久し振り、ワクワクしてる。二冊目も読みたい。

〈　当募集の趣旨や交流について　〉


◆◇趣旨
　仄暗い舞台設定を元に、現実を生きる貴方と、夢の世界の不思議な住民とのお話メインの募集になります。相性によって恋愛対応可能です。また、長期に移行する場合、世界観の掘り下げが可能です。

◆◇シチュエーションについて
　貴方が眠りについた時刻から、夜明けまで夢の世界でお話して頂きます。ただし、夢の世界と現実では時間の流れが違うようです。
　貴方にご用意して頂くものは「　今日あった現実の出来事　」と「　今日、青い扉を開けるか否か　」の二つです。夢の世界に訪れることは強制ではありません。夢の世界に行かない時は、暗闇の中で再び目を瞑りましょう。住民と会話を交わさない間も含めて、貴方の記録です。

◆◇選べる二つのモード
　当トピックでは「　会話編　」と「　物語編　」が存在します。会話編は文字通り、シチュエーションをご指定の上、短い文章で住民とやりとりをして頂きます。
　物語編は、ロル回しに重きを置いた世界観の掘り下げに対応するモードです。また、此方のモードで迷い人に関する追加エピソードを解放出来ます。ただし、本来の貴女の物語とはかけ離れたいわゆる外伝にあたります。

◆◇認められている要素
　住民との関係を深め、夢と現実のバランスを行き来する貴方に降りかかる〝最大の試練〟貴方の心が引き裂かれた時。衝動と理性のバランスが瓦解したその時に、「　自暴自棄による自傷　」という選択肢が貴女の中に浮かびますか？
　住民達は決して自傷を許しません。簡単に縋ることを許しません。貴女の意思と関係なく、たとえ貴女に苦しみを強制的に飲み込ませてでも、住民は貴女を守り抜きます。
　──しかし、貴女が覚悟を持って「　再生へ至るための禊　」として、住民とぶつかるのであれば彼らは責任を持って受け止めるでしょう。
　
　※物語編のみ、一度だけ使用可能です。ご使用の際は、背後または当キャラクターまでご相談ください。

よく他のお客様も仰るわ。仄暗いぐらいが少し落ち着くんだそうよ。私としては、色鮮やかな庭園の風景も魅力的だけれど。──そう、久しぶりに。なら、これからもっと慣れてもらわなくてわね？オリヴィア。
さて、二冊目は非常に特殊で、私からの説明が必須ね。といっても、イメージを補強するための説明だから、気楽に聞いてちょうだい。


>11

まずは〈　趣旨　〉の項目ね。募集にもあった通り、仄暗い舞台設定を元に、ロル回しよりも会話に重きを置いた募集よ。感覚としては、固有世界観ありの無登録制といえば良いのかしら。それと、恋愛要素についてだけれど──
・相性によって恋愛対応可。
・長期に移行する場合、世界観の掘り下げ可。
と記載がある通り、あくまで数ある選択肢の一つと認識してもらえればズレは生まれないと思うわ。恋愛最重要でもなければ恋愛不可でも無いということね。──暗い要素を交えつつ、刹那的な刺激や興奮では無く、心地よい眠りと穏やかな朝を迎えるような、穏やかに過ごせる場所。それがこの場所のコンセプトなんでしょうね。ふらりと立ち寄れる場所があると安心するでしょう？そういったものよ。


〈　交流とシチュエーション　〉……これは説明に骨が折れるわ。イメージの共有が難しいと思うけれど、頑張って聞いてちょうだいな。

　会話編は文字通りよ。主に無登録制や短期制のように短ロルで私達住民との関係を深めていくものね。ここでオリヴィアに一つ注意とお願いをしたいの。
　
　オリヴィアには、「　その日オリヴィアの現実であったこと　」を時折会話の内容とシチュエーションを持ち込んで貰えると助かるわ。例として今日はオリヴィアの友人と話してこう思ったとか、その日お母様と衝突したとか、出来事は何でも良いの。その出来事を得て、今日は感情が衝動に偏っている、今日はいつも以上に穏やかといった変化を起こすのも可能よ。
　最近現実が荒れているから、青い蝶を無視して暫く青い扉を開けなかった──1週間ほど夢の世界に行かなかったというシチュエーションでも面白そうね。私達の反応も変わるでしょう。

　何故シチュエーションの指定をお願いするのかというと、夢の世界で自分を見つめるという舞台設定上オリヴィアの現実に関わるNPCキャラクターを私達は勝手に動かせないから、その点を補ってもらいたいの。難しいお願いを頼んでごめんなさいね。……私、分かりやすく説明できているかしら。
　

　物語編も意味の通り。ただしこちらは、最初のコンセプトは少し外れているけれど、長期に移行する場合、世界観の掘り下げ可との記述があったでしょう？あれに対応するモードと言えば伝わるかしら。この世界に記録を残す以上、物語は自然と生まれてしまうもの。貴女が望むのならそれを深掘り出来る選択肢の一つね。──関係によっては、私や胡蝶の物語が開かれることも例外では無いのかもしれない。

　話が逸れたけれど、>8 でも記述した迷い人達は勿論会話編で出すことも可能だけど、迷い人と言う性質上、深い交流は難しいと思ってちょうだい。
　理由として、私達はオリヴィアのナビゲーターで貴女の物語を紐解く立ち位置にいるけれど「　オリヴィアと迷い人　」が対峙することになった場合、オリヴィア自身が迷い人の苦しみに飲み込まれてしまうことだってあり得る。そうなれば最後、住民である私達はどうすることも出来ない。──もし、オリヴィアが世界を修復するほどの変化した後ならば、少し違ったものになるかもしれないけどね。

　注意点をまとめると「　主役とナビゲーターの立場が逆転する可能性がある　」「　迷い人の物語を進めている間は、オリヴィア自身の物語が停滞し奪いかねない　」この3点かしら。──デリケートな問題で、苦手なお客様はとことん苦手なものだと私の背後は認識しているから、もし選ぶのならば、オリヴィアの背後様によく確認した上で声をかけてちょうだいね。


◆◇要素
　理性、衝動、自我。本当の自分自身と苦しみ。仄暗い要素がテーマである以上、身体的・精神的を問わず「　自暴自棄による自傷　」という要素ついて説明させてちょうだい。……ただ、これは一番デリケートな問題といっても過言ではないし、コンセプトに反している。
　……物語編で、お客様にとって最も耐え難い現実に直面した時「　再生へ至るための禊　」として、一度だけそういった展開を一度だけ行える要素よ。その際は、責任を持って付き合いましょう。……夜明け前が一番暗く、その後に美しい朝を迎えると言うけれど、こんなもの。

　これもあくまで選べる選択肢の一つとして覚えておいて貰えると嬉しいわ。勿論、無理に選ぶ必要は無いし、実際に選択する際は私達で充分に擦り合わせた上で実行する要素だと考えておいて。……気分は大丈夫かしら？



ふう……。やはりこの本の説明は大変ね。特になければ三冊目に移るつもりだったけれど、私、喉が渇いてしまったわ。──そうね、紅茶を用意する間に三冊目は彼にでも説明してもらおうかしら。
さて、彼を呼ぶ前に二冊目に関しての質問はあるかしら？現時点で苦手な要素や懸念点があれば遠慮なく言ってちょうだい。

苦手な要素も懸念点も見当たらないよ。ただ──上手く世界の中で過ごせるのか少し不安はあるかな、正直な所。でもユリシスと胡蝶に会いたいのは本当。これは嘘じゃない。

だから三冊目もしっかりと読みたい。──胡蝶に会わせてくれる？それから今度はユリシスにお茶にあうお菓子の差し入れも──…夢の世界に現実の世界から何かを持って来るなんて事、出来ないか。

…あら、ふふ、何だかくすぐったいってきっとこういう感覚なのね。
──それから、シチュエーションについて一つ訂正させてくれる？オリヴィアに用意をお願いした「　今日あった現実の出来事　」や「　扉を開けるか否か　」といった手間のかかる要素は一旦端に置いておきましょう。世界観やキャラの都合上、多少のストーリー性や変化を起こしやすいポイントがあった方がやり易いかしらと先んじて考えていたけれど、まずはただお話するところから始めましょうと背後が。二転三転してごめんなさいね、次の返事は胡蝶が持ってくるから彼に伝えて貰っても良いかしら。

──あら、現実と違ってここは自由な場所。オリヴィアが望むのなら、そんな夢だって見れるはずよ。……オリヴィアは想像力は豊かな方かしら？なんてね。それじゃあ、次は彼が訪れるはずだから少しの間待っていて。胡蝶の話はティータイムにでもしましょうか。

私が持ち込むその二つを"手間"だなんて全く思わないから、そこはちゃんと伝えておくね。それに──気になる要素ではあるの。だから、何れはそこの所もやりたいな。私も何だか気持ちがぐるぐるしてる気がする。ユリシスの事混乱させてないといいな、

私が望むなら──。想像力は多分豊かじゃないけど、お菓子の差し入れはしたい。ひとまず胡蝶の事を待つね。ユリシスとのティータイム楽しみ。

〈　ユリシスと胡蝶のプロフィールについて　〉


◆◇ 胡蝶（　こちょう　）

「　お前も寂しい奴だね。こんなところに導かれて、満たされていないのか　」
「　寂しさに溺れて、自分を際限なく痛めつける。──そんな結末、お前には相応しくないよ　」
「　気まぐれに愛してやっただけ。でも、お前が笑えるなら今はそれでいい　」

〈　容姿　〉
青い蝶のピアスをつけた儚げな男性　／　ピアスの色はモルフォブルー　／　艶やかな黒髪ショートヘア　／　センター分け　／　切れ長かつ伏せていることが多いグレーの瞳　／　身長170cm前半～半ば　／　黒を基調としたシンプルかつフォーマルな衣装　／　灰色または白いシャツに黒や濃紺のベストなど　／　革手袋　／　露出が少ない　／　儚げとは言うものの、人外のような雰囲気はなくあくまで人間らしい儚さの領域　／　20代前半　／　

〈　人物　〉
上から目線の言動多々　／　冷淡な顔立ちに似合わず、感情は判別しやすい　／　募集が過度に〝衝動的〟な言動を取る場合、自らの経験から嗜める場合も　／　職務に忠実とは言えず、眼差しから滲む潔癖症の鱗片　／　徹底した露出の少ない衣装や眼差しは何処か窮屈さを感じる　／　時折自分だけが正しく、清廉潔白だという気持ちが滲んでいるようにも　／　生まれ持っての傲慢さがあるようには見えない　／　行き過ぎた衝動と理性、どちらも賛美することは無い　／　モチーフは本能（　イド、エス　）　／　

「　結局本当の自分も真意とやらも何処にも存在しなかった、というわけだ。──さて、醜いこの景色を愛すならきっとこれまでだが、お前は。あんたはどうだ？　」



◆◇ ユリシス

「　ご機嫌よう、見知らぬ貴方。……そんなに怯えないで　」
「　空っぽで、常に心は渇いている。自由になれないのならどこでもいい。そう思っていた日が私にもあったわ。──貴方はどう？　」
「　思い出して。本当の貴方を、貴方自身が忘れてしまう前に　」

〈　容姿　〉
青い蝶のイヤリングをつけた神秘的な女性　／　ピアスの色はエレクトリック・ブルー　／　ストロベリーブロンド　／　ロングウェーブヘア　／　前髪は切り揃えている　／　ややつり目がちな碧眼　／　身長150後半～160前半　／　黒を基調とした華美な衣服　／　ドレスから軍服のようなパンツスタイルまで　／　どの衣装でも装飾が多く、さながら蝶のようなシルエット　／　レースグローブ着用　／　人ならざる者のような雰囲気を纏う、人形のようなビジュアル　／　

〈　人物　〉
穏やかかつ緩やかな口調でお喋り　／　淡白さの中に宿るほのかな温かみ　／　職務に忠実で空想や夢が好き　／　分かりやすく取っ付きやすい反面、喜怒哀を巧妙に隠す　／　ストーリーテラーを連想させる立ち居振る舞いから、不信感をぶつける客人もいた模様　／　募集が過度に〝理性〟に囚われた言動をする場合、自らの経験から募集を落ち着かせようと働きかけることも　／　手放しで褒めるわけではないが、時に衝動に身を任せるのも一興とも考えている　／　モチーフは理性（　スーパーエゴ　）

「　嗚呼──そう、穏やかな日々を欲していただけなのね。私　」

>16

…相変わらずよく口の回る。──お前が今回の迷い人か。大体の話は聞いた、それからお前の回答も受け取った。頃合いを見て伝えておく。

解説と言ってもこの本にさして重要なことは書いてない。セリフもイメージを補う程度のものだと思って読めばいい。人柄なんて話せば否応無しに分かるだろう。
──あぁ、PFに不穏に取られかねない記載があるだろうが、現時点で特別な意図は無い。用途不明の謎のピースとでも思っておけば充分だ。必要があれば使うだろ。…こんなところか。案内人の務めとして質問ぐらいは聞いてやるが、余り面白い受け答えは期待するなよ。

──貴方が胡蝶。きっとユリシスと同じであたたかい人。2人の事を少しだけ詳しく知れたから、PFを持って来てくれた胡蝶にも感謝を込めてお菓子の差し入れするね。ユリシスとはお茶する約束してるから。

それから、質問は今の所無いよ。知りたかった事は全部知れた。

一冊本を持って来ただけだ、温かみを見出されるようなことはしていないだろう。それに、温情を見出されるような案内人でもないよ。──…用が済んだならもう行く。待っていればそのうち戻ってくるだろう。

◆◇◆


──…話す良い機会だと思っていたけれど、後で私と背後から後でちゃんと言っておくわ。オリヴィアに興味がないわけではないのに、勝手な振る舞いね。（　ふう　）
これで三冊全て説明が終わったわ。貴女の興味が少しでも深まったのなら幸いよ。それから世界に飛び込む前に、約束のティータイムね。私、急ぎ足は性に合わないみたいなの。紅茶とコーヒー。蜂蜜と果物のジャム入りのバタフライピー、オレンジジュース。……久しぶりのお茶だから、つい奮発してしまったわ。飲みたいものをこのメニューから選んでちょうだいね。魔法みたいにぽんと出てくるわ。…オリヴィアは、いつもは何を飲んでいるの？（　青いメニューを差し出し／首傾げ　）

いいよ、別に。私が『青い扉』を開け続ける限り会えるんでしょ？胡蝶にも、勿論ユリシスにも。（　ふふ　） 普段は紅茶か──たまに何も入れない苦いコーヒーを飲む時もあるかな。でも今日は、（　受け取ったメニューを見　）100%のオレンジジュースの気分。ユリシスは？（　メニューを返し　）