-- 秘密の逢瀬 --

──···笑わっ、渉くん。ん─··いつもより心臓がもたないよ…
（ 窓の外に映る花火を見つめれば横から聴こえる笑い声、突っ込みを入れようとした瞬間に腕を引かれ彼の胸に吸い寄せられると軽く唇が触れる接吻を受け入れ静かに双眸を綴じ、唇が離れると瞳を開け胸にきゅんとなる彼の一言に鼓動が速くなり胸に手を当て乍ら照れ笑いする彼の方を見て普段とは違う雰囲気に耳を真っ赤にさせぎゅっと肩に顎を乗せて抱き着き呟き。 「 渉くんってお誕生日いつだっけ？聞いてなかった気がして…過ぎちゃったかな？」抱き着き乍ら不意に思い出したかのように尋ねては離れると不安そうに首を傾げ再度尋ねて。 ）


（ / 本当にありがとうございます！涙まで…良かったらハンカチどうぞ？（ ハンカチすっ / ← ）此方も精一杯絡ませて頂きますので宜しくお願いします。 ）

あれ、言ってなかったっけ。…○月○日だよ。そういう美月は？…何時だっけ（不意に問われた誕生日。己の中では言った気になっていたがやはり少し前の記憶ということも有ってか曖昧なので再度誕生日を告げて/すみません、誕生日のところは思い付かなかったので○にしちゃいました;;/離れた相手から少しばかり視線を外すと己も相手の誕生日が曖昧であったことに気付き、申し訳無いと思いながら眉を下げ誕生日を聞いて）

◯月◯日なんだ！同じ日だったんだね。私も若しかしたら聞いてたと思うけど…曖昧だったんだよ？だからそんな顔しないでいいからね？
（ 曖昧だった彼の誕生日を聞くと思わず双眸を見開き己と同じ日だと気付けば一瞬に表情が華やかになり声色が弾んで見つめ呟き。眉を下げて己に問い掛ける彼を見ると申し訳なさもあり心情を言葉に出して伝えてては両頬を両手で包み込みおでこ同士を当て心配そうに告げ。 ）


（ / 私もいきなりの振りにごめんなさいΣ勝手に同じ日にしてしまいましたが大丈夫でしょうか？文化祭が１０月で終わりを迎え修学旅行は１１月設定にしますか？１２月の何処かが誕生日にしませんか？ポンポンとすみません（ ぺこ ） ）

ははっ、有り難う。…美月、好きだよ（額から伝わってくる相手の体温を感じると心が満たされていく気持ちになり、くすっと笑えばじっと瞳を見詰めて。そして何時間経過したのか、アナウンスで『後夜祭は終了致しました、皆様お疲れ様でした』と終わりを知らせる放送が聞こえてくれば「あーあ、もっと二人きりで居たかったのになぁ。…けど、幸せだったからいいか」にこっと微笑み返せば相手の手を握り先に教室を出るよう促しては少し時間が経ってから己も友人のところに向かおうと心の中で吐露して。）


（/大丈夫ですよ、寧ろ有り難うございます！（←））はい！全然構いませんよ！では、次は11月突入して修学旅行に行きませんか？！ちょっと長めに楽しみましょうよ！（ 目きらきら ）おー、そうですねぇ！運命の日、みたいなロマンチックにいきたいので12月24日にしませんか？いえいえアイデアを出して下さってとても助かっております（ 指ぐっ ））

笑わないのッ！──··私も好きだよ。
もう終わりなのか…あっという間だったね？でも、渉くんと一緒に居れて良かった。
( この今の空間が温もりあり増して愛しい彼と一緒に笑い合える事が幸せに思い不意に笑う彼の頬を軽く摘んで周りに人が居ればバカップルに見えるだろうの甘い空気を漂わせ愛の言葉を告げ。後夜祭の終了知らせる放送が流れると眉を下げ残念そうにぽつりと呟くが相手を思う気持ちも伝え。「 私もそろそろ片付けに行かないと…渉くん先に行くね？」片付けをする為に先生達の集まりがあり刹那そうな表情で手を軽く振りながら周りをよく確認し逢瀬を出ようとし。 )



( / 良かったです！次は修学旅行に行きましょ。修学旅行は因みに何処にしますか？聞く所だと、沖縄・北海道・京都などをイメージした修学旅行にしたいと思いますが…？修学旅行は長めにして行きましょ！( きらっ )少し渉くんの元カノも出してみたり…修学旅行ハプニングを起こしたり。１２月２４日良いですね！ロマンチック過ぎます( 頭ぶんぶん )私こそアイデアを採用してくれたり本当にありがとうございます！ )

ん、いってらっしゃい。…またメール送るよ（勿論己も一緒に居られて幸せなのは相手と同じ。そして先に教室を出た相手の背中を見送りながらまた連絡する意を伝えて。一人になった空間に寂しさを感じては己も教室を出て友人のところに行き出店を畳んだりと片付けに勤しみ。そして日付が代わり、早くも11月間近。次に控えるは修学旅行で有りそれについてのＨＲが始まれば周りはいっきにテンションが上がっているも己はそこまでテンション高くなく。ひたすら心の中で”あ〜、確かに楽しみだけど美月と一緒に過ごせないならあんまり期待出来ないかなあ”なんて思いながら机に肘を付きながら外を眺めていて）


（/そうだ京都へ行こう（←）京都は本当に良いところですよね〜/知らんがな/おー！そうですね！じゃあ元カノが他の高校の生徒としてたまたま京都に来ていたところを鉢合わせした…という体で行きましょうか！喜んで頂けて良かったです（ ニコッ ）これからもその素晴らしいアイデアを遣わせて頂きたいのでまたよろしくお願いします！（ 敬礼 ））

（ 廊下に出ると教室から聴こえる声に振り向くと声には出さないで綻びた笑顔を向け口元に人差し指を当て＂待ってるね＂と一言告げ職員室へと向かって生徒達が帰った後の雑務をこなして自宅へ帰ると約束のメールが届いており返信してから１日を終え。「失礼します。──先生、教頭が呼んでいましたよ？少しの間私が見てます…」 １１月なり最後の学校での旅行で生徒はざわつきを見せてるのを見つめると懐かしさを感じ、職員室に足を運べば教頭から頼まれ彼の担任を呼びに行き扉を開け落ち着いた声色で入ってゆくと担任に告げ。「──先生のいない間私が、見るので修学旅行の班とバスの席順とか決めてないのあれば決めましょ。何処まで決めてるのかな？」なんていつも保健室に居る事が多く慣れない口調で丁寧に言葉を放ち。）


( / 京都はいい所ですよね。１度しか行った事ないので詳しくはありませんが…その方が自然的にいいですね！( 手ぽん ) 素晴らしいと高く評価付けすぎですよ( 冷汗 )お褒め頂きありがとうございます。では、また何かあればアイデア出させて頂きます！！)

──…（先程まで騒がしかった生徒達が一斉に静まり返ったので己も一旦考えるのをやめて教壇の方へと視線向ければそこに己の愛しい恋人が居たことに驚き目を見開けば唖然としつつ。何処まで決めているのかという問いに対して対して一人の女子生徒が"まだ全然決まってないんですよ、男子が騒ぐから！"と文句を告げればまたもや女子と男子の言い合いに発展してしまい。その光景を己は溜息付きながら眺めていて←）


（/私も修学旅行で行ったきりです;;では京都に決定！（←）では行き先が決定したところで取り敢えずまた背後は後方に控えておきますね。また何かありましたら出現します！）

まだ決まってないのか─··早く終わらせないと帰れなくなってこれから、部活・バイト・デートとか予定ある人行けなくなっちゃうから頑張って決めよ。言い合いしてる暇ないぞ？
( 何もまだ決まってないと女子生徒から聞かされると眉を下げ困った様子で呟くと生徒達の言い合いで教室内はざわめき出すと手をポンポン叩いて前に注目させ、この決め事を決めないと後々不安になり少々生徒の予定の為に冷っとさせる言葉を指折り数え乍問い掛ければ最後は真面目な雰囲気から少し子供をあやす様な語尾を子供らしく伝え。「 班は好きな友達と組んでね。バスの座席はくじ引きにして──··私も同じ車両だから先生と隣になりたくないと思うけど…隣だったらごめんね。」班作りを生徒に任せてる間くじ引きを簡易に作り完成させる頃には班も纏まり、同じバスに同車する事を伝えてから生徒達と話すのが楽しく笑い乍謝罪して。くじ引きを始め運良く彼が隣になって担任が帰ってきて一日が終え。 )


( / 畏まりました！では何かあればお声かけさせて頂きます！クラスの決め事前触れは少しスキップ機能使っています∑ )

あー、疲れた。…美月と同じバスで然も隣の席か。──…他の奴ら居るから触れねぇし。…嬉しいんだか残念なんだか。（やっとの思いで班決めやら修学旅行のことを決定して安堵しつつ、家に帰宅すると既に修学旅行での彼女との逢瀬をどうしようかと考えておりベッドの上で悶々と悶えてから早くも修学旅行当日。準備をあれこれして修学旅行へと赴き、バスに乗ればまだ先生達が乗るのは生徒達が乗り終わってから。なので”早く他の奴ら乗れよ”なんて悪態付きながらも表情は嬉しそうでまだ空席の隣を見詰めては早く来ないかななんて思って）


（/スキップ機能了解です！此方もかなりスキップしちゃいました;;あ、でも修学旅行は長めにゆっくり行くのでご安心を！）

生徒はいい子なので心配する必要ありませんが確りと見守ってますね！
みんなおはよ。佐々木さん今日の髪型いつもと違うね？凄く可愛い
（ 時は流れあっという間に修学旅行当日で生徒達を全員バスに乗る事を確認すると＂宮本先生後ろの座席の生徒おねがいしますね。＂担任の先生から告げられると生徒を信じてる表現で力強く答え。バスに乗り込むと良く保健室でご飯食べる女子生徒の些細な髪型の変化に気付き挨拶し乍素直な返答で伝えては後ろの座席に着くと「沢村くん、先生が隣でごめんね？修学旅行中よろしくお願いします」通路側の席に腰を下ろすと本当は凄く嬉しいけど周りに変に思われないように教師らしい言葉を探して首を傾げ告げ。 ）



（ / スキップ機能ありがとうございます！この場面からはのんびりと楽しみましょう！！私はこれにてドロンさせて頂きます。 ）

いえ、大丈夫ですよ。（隣に座った彼女に掛けられた言葉は何処かよそよそしく感じ、今は教師と生徒の関係なので仕方ないと残念がるも笑みを浮かべては生徒らしい返答をして。そしてバスが走り出すと徐々に生徒達の声が大きくなって騒いだりしてる者や眠りに付いている生徒がちらほら見えて、その中でアイマスクとイヤホンという鉄壁な防御をしている己。然し、寝ているのでは無く頭の中で隣に居る彼女のことを考えており早く休憩になって皆がサービスエリアでバスを降りないかななんて考えていて）


（/了解です！では此方も背後は消えますね！）

良かったわ。
（ 隣に居る彼もっと触れたりしたいのに触れられない事が堪らず心を精一杯殺し先生を演じきって大人しく騒ぐ生徒達を暖かい双眸で見つめ乍一言。隣をふっと見ると完全防備な姿勢の彼に悪戯心が擽ぐるのを抑え綻びた笑顔で＂ふふっ＂と笑って。サービスエリアに到着すると担任の先生が＂サービスエリアでの１０分間休憩だ。ここ終わればバスは止まらないから済ませとけよ。宮本先生はどうします？＂と言う声に隣で寝てる彼の傍に居たく「私は大丈夫ですのでバスで待機してます 」と返事をしガイドや運転手もバスから降りるのを確認し静寂な空間の中彼の肩に寄りかかって ）

──…（アイマスク＆イヤホンをしている為バスが止まったのは何となく分かるが会話までは聞こえずただ暫くそのままジッとしていると肩に温もり感じそっとアイマスクを捲るとずっと視界が暗かったので光に敏感になり眉間に皺を寄せるも隣の彼女が大胆にも肩に寄り掛かってきているのだと分かれば嬉しさを堪えて「どうしたんですか？先生…大胆ですね？」なんて悪戯っぽく笑み浮かべてみせ）

１０分間の休憩だから─···誰も居ないのだから、渉くん補給したかったの。
（ 静寂な空間でもいつ誰が来ても可笑しくない場面でも現地に行っても彼が居ても触れ合う事出来ないと感じて大胆な行動をしポツリと呟き。「旅行行く時は二人で色んな所に行こうね？」学校行事で行くのも思い出で良いと思うが二人っきりでのんびりとした時間を過ごしたい気持ちを打ち明け。 ）

ん、そうだね。…何処に行きたい？（相手側の腕じゃない方の腕で彼女の頭を撫でては”己を補給”という言葉になんて可愛いことを言うのかと悶えるも何とか堪えては旅行は何処へ行きたいかと要望を聞いて）

海とかもいいなぁ。後は、鳴き砂のある場所も行って見たいだよね。美味しい物いっぱい食べられる大阪とか…大阪でもなかっても食べられるか。
（ 肩に凭れ掛かってると頭を撫でられ心地よく双眸を綴じつつ行きたい場所を尋ねられると二人だけに聞こえる声色で数ある場所を上げ乍告げ。「後五分位かぁ──··時間経つの早いね。京都の旅館私、一人部屋なんだよ？保健室代わりだから見たいで。」他の生徒は余り知らないであろう先生の部屋割りをゆっくりと双眸を開けバスのデジタル時計に視界を合わせ彼の顔を見つめ報告をし。 ）

──…それって俺のこと誘ってる？（行きたいところを挙げる彼女は少女のような大人のような雰囲気を纏っているため可笑しくなり笑ってしまうもあと少しで休憩が終わると分かればわかり易く落ち込み。しかし彼女が一人部屋であることを己に言ったということは夜に行っても良いと判断し、口角をにやりと上げては耳元でそう告げて）

──····誘っちゃ…ダメ？
（ 耳元で告げられた事に己は大胆な行動をしてしまったと後から耳を赤らめ俯き乍上下に頷かせて、ゆっくり顔を彼の方へちらっと向けば双眸を潤ませ首を傾かせ尋ね。騒めき出すバスの外に気付き頬を両手で触り高鳴る胸を沈めようとして ）

ううん、俺は嬉しいよ。（少しずつ戻って来ている生徒達を窓からチラッと見ればこの甘い空気も一旦お預けなのかと思うと残念がり。誘ってはダメなのかと言われるとニコッと微笑み嬉しいと告げては相手の耳元に唇を近付けると「じゃあ今晩美月の所に行くから」と艶っぽい声色で囁き。続々と生徒達がバスに乗り込んで来ればちょいちょい話し掛けてくる友人や女子生徒達に”おかえりー”と声を掛け全員乗ると点呼をして京都に向かってバスが走り始めたのでまたイヤホンとアイマスクを着用して寝る態勢に入り）