《BL》ルームシェアしない?

っすよねぇ…恋人じゃなかったのかも(クスクスと笑い、「自然消滅だったし」と肩をすくめて。
俺は何もできないからな…自慢できること何もないし(苦笑しながら言い、「は…？茜さんの料理食ったらみんなそういう表情しますって」ポカン、と相手を見つめると 吹き出して笑って

自慢ばっかじゃなくて、空が綺麗だとか、映画見たいとか何でもいいからさ(よしよしと、頭を撫で
んー…多分それはきっかけなだけで、悠斗のことがただ好きなだけだと思う(説明になんないね?とくすくす笑い

…、茜さんとはそういう何気ない話したいかも(思い浮かべるように考えると 撫でられながら頬を緩ませ
っ、変な人(照れながらもつられて笑って

悠斗が気になったこととか、趣味とか色々教えて?(撫で心地いいなぁ…と思いながら撫で
変かな?(変と言われても笑い続け

ん…ふぁい(撫でられながら欠伸混じりに返事して頷き
いーえ、嬉しいっす(相手見ると緩く首を横に振って にこっと笑って

あれ…眠くなっちゃった?布団敷こうか?(眠たげな様子に反応し
ならよかった、悠斗好きだよ(頬にちゅっと、リップノイズをたててキスをし

なんか…久しぶりに落ち着いてる感じなんで… (アハハ、と苦笑して
ぅ、む……(顔を赤くするも、さられっぱなしも嫌だな、と思い「…俺も茜さんのこと好き、」と呟くと ちゅ、と頬にキスして

引っ越し疲れもあるのかな。俺の部屋でよければベッドもあるけど…?(おずおずと聞いてみて
へ…?悠斗…?(何をされたか一瞬わからず、理解すると耳まで赤くなりパタリとソファーに倒れこみ

そうかもっす…いいんすか…?(こくっと頷くと こちらもおずおずと首を傾げ
え!?大丈夫っすか!?(赤くなって倒れこむ相手に慌てて目の前にしゃがむと しんぱいそうに顔を覗き込んで

いいよ?あんまり片付いてないけどどうぞー(ウッド系の家具とグリーンのリネン類で揃えられた部屋の扉を開け
だ…大丈夫じゃない…(腕で顔を隠し

お邪魔しまーす、(入るとキョロキョロと部屋を見渡して「綺麗っすね～…茜さんっぽい」と微笑み
えぇ!?熱とかっすか?(顔にさわろうと手を伸ばして

緑色が好きでさ。ダブルベッドだから、落ちないとは思うけど…どうぞ?(ブランケットをはがすとぽんぽんとベッドを叩き
熱とかないから大丈夫！(慌てて、相手の手を真剣白羽取りのようにぱしっととめ

リラックスできる色っすね…でか、(へらりと微笑むとベッドを見て呟き、ぽすっと座って
…だって赤くなって倒れこむから…あ、気持ち悪かった的な…？(少し落ち込みながら離れて

俺寝相悪くてさー…シングルだと落ちるんだよね(照れたように笑いながらベッドに座り
いや…って気持ち悪いわけないだろ！(いやいやと、がばっと起き上がり

そうなんすか?…可愛いっすね(小首をかしげると ふふっと笑って
…どうだか、(ムスッとして顔を背け

可愛いかなぁ…?(首をかしげ
気持ち悪いと思うなら俺からキスしないって(ぐいっと顎をつかむと荒っぽく口づけ

ベッドから落ちちゃうって可愛いっすよ(へらっと笑い、小さく欠伸して
たっ…むぅ、!?(確かに、と言おうとしたが荒っぽく口を塞がれ目を見開いて驚き

可愛いって言われたのは初めてだな(くすりと笑えば、寝ていいよ?と枕をぽんと叩き
ん…これでわかった?(自身の唇をぺろって舐めると艶っぽい笑みを浮かべ

え、意外…(目を丸くして眠さから ふにゃりと笑い、「借ります…」と横になって
うぅぅ…はい、(耳まで真っ赤にして頷き目をそらして

おやすみ、ゆっくり寝て(ブランケットをかけると、遮光カーテンを閉め暗くし
まったく…変な勘違いするんじゃない(そっと頭を撫で