(夢の中のこと、先程の寝言の内容が今の言葉に繋がっている確証はどこにもないが、もし一貫して自分のことを思って口にしているのなら少し照れ臭くもあるが嬉しく無いはずもなく、そんな彼にとっての憧れの存在として、いつまでもそうありたいと心の内で思いながら撫でる手を止めて姿勢を正して座り直すと、そのまま静かに時間の流れに身を委ねて)