アスティ 2024-06-05 12:58:40 |
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…唯一それっぽいものが、、豆ミートだと…!?
他は、やっぱり葉っぱや根っこみたいのばっかじゃねーか、、、俺らは虫や草食動物じゃねーっつーの…
(低カロリー感満載の品目がこれでもかと記載された大きなメニューの冊子で顔を覆い隠し黙読するも、心の声が思わず出てしまって。同時になにやら隣のテーブルから聞こえる話声に気付き)
『見てごらん、変わったメニューばかりだよ。ふふ、郷に入っては郷に従え、と楽しむのも旅の醍醐味だと思うけど…。そうできない残念な輩も居るようだね』
(ケンカを売られたような物言い、パタンとメニューを閉じ睨みつけようと首をそちらに動かして。目に飛び込んできた勝気そうな笑みを浮かべた声の主の姿に驚き)
フレッド…!お前…
『ロゼ…?ロゼじゃないかっ!』
(端整な顔立ちをした金髪の青年と、少し眠そうな表情を浮かべた銀髪の少女、かつて共に戦った懐かしい顔との再会に思わず笑顔を浮かべて。簡単に二人との関係をアスティに説明し)
『こんなところで会うなんて、本当に驚いたよ。初めまして、天使のお嬢さん。僕はフレデリク、それとフィアンセのイゾルデだ。ロゼとは以前、一緒に戦ったことがあってね。ペラペラ~』
「…婚約した覚えはないけど」
(ぼそっと呟かれたイゾルデの言葉が埋もれるくらい、矢継ぎ早に言葉を投げ自己紹介を続けるフレデリクがアスティに握手を求めようと立ち上がりかけると、アスティをちらりと見たイゾルデが彼の袖を軽く掴み、引き止めて)
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