伏見静 2024-05-20 07:55:48 |
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(/わかりました!一人称について触れる時が楽しみです…!今回、異動の原因そのものに対処しないまま配属替えになったイメージで少々霊障の描写など入れましたが、大丈夫でしょうか……!伏見様が引き寄せ体質の反対ということは以前お伺いしていたので控えめにしてみました。対応は無視するでも何でもお好きに!主様が大丈夫であれば、今後ちょいちょいタイミングを見て憑かれた描写を挟みたいと思います…!主様が大狼に危ないものを憑けたいと思った時はご相談いただけたら喜んで憑けます!(?)
(露になった貴方の容貌に驚きを隠せず、目を見張る。死神──彼の容貌を指してそう例える噂の通り、確かに非現実的で不気味な雰囲気を纏っている。今までにも生きている人間と変わらない霊を何度か目にしたことはあったが、彼は自分が見てきた霊よりも”それらしい”。体験したことの無い雰囲気に呑まれかけたその時、彼のまばたきにハッとして思考を切り替える。知らずの内に詰めていた息を悟られぬようゆっくりと吐き出し、貴方の声に耳を傾けた。穏やかな口調から紡がれた厄介払いも同然、の言葉に苦笑しかけたのを殺し切れず、僅かに目元を緩める──厄介払いで異動となったのは事実だ、と。立ち上がった貴方に合わせて腕を下ろして直立に戻すと職務内容に口は開かぬまま舌先で転がして反芻し。咳き込む姿には、もしや体が弱いのかと心配そうに眉を下げ──咳き込んだ事実などなかったかのように振る舞う姿には目を白黒させる。笑みを漏らして下がった貴方の頭に、戸惑いの視線を一度大和川さんへ向け。特に気にかけている様子がないことから、いつもこの調子なのかもしれないと思うと自分も頭を下げて。「こちらこそよろしくお願いします、伏見警部補」──ややあって姿勢を戻し、真っ直ぐな目で貴方を見つめると口を開く。「自分に問題があって異動を命じられたのは事実ですが、貴方の相棒になったことを災難だと思うつもりはありません」暗に厄介払いだったことは認めるも、災難という言葉は否定しておく。渋々やっているのだと思われるのは心外だ。「むしろ此処への配属は俺にとってありがたいと思います。なにせ──」パン、と空気が一度異音を立てる。此処に来る前に気配がなくなったと思っていたが、ちゃんと”ついてきた”らしい──出所を探すと酷くなるという経験則から、反応をしないよう努めて切った言葉を繋ぐ。「…自分はアレの類いを引き寄せやすいみたいで」音がするだけで現状無害ではあるが、配属替えになる前に神社にでもいった方が良かったかもしれないと内心思いつつ、貴方に向けて困ったように緩く笑みを浮かべる。怪異を身近に感じる機会が多かったという言葉を証明するように、その姿は自然体そのもので)
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