共依存中毒 〆

歌？(急にどうしたんだろうと思い、目を開き)

…あ、ごめん、起こしちゃったかな？
(目が合えば苦笑いを浮かべ謝り止め、額に乗せたタオルを冷やし直して置いてやり)

いや、寝てないから、平気、、(ぼんやりとしながら天井を眺め)

そっか……とりあえず消毒は済ませたから、これ以上は酷くならないと思う。だけど痛みが酷いなら言ってね、ちゃんと連れて行くから
(平気と聞いて胸を撫で下ろし、違和感があれば必ず話すように伝えつつ優しく頭を撫でて).

うん、分かった。(元気になったら、何か恩返しがしたいなぁと思うが、何をしたら喜んでくれるのか分からず考え)

あ、薄い布団とか掛ける？他にも何か必要なら遠慮なく言ってね
(とにかく今はちゃんと見てあげないと、と心配そうに見つめつて話し).

あ、うん。寒い(そう言えば、服が濡れたままだった事を思い出して、ひんやりとしてきて)
服、脱ぎたい

うん、そうだったね。……脱げそう？
(失念していたと苦笑いし慌てて取りに行き、服と毛布を手に戻ってきては自力でいけそうか首を傾げ)

うん、今脱ぐ。(濡れたいるせいか、脱ぐのに少し時間をかけながら、裸になり)

寒かったよね…
(傷口や痣に気をつけながらタオルで水分を拭き取ってあげてから服を手渡し)

自業自得だよ。自分から出て行ったんだから、、(まだ、だるそうにしながら言い)

だとしても。もっと早く見つけてあげたかった…着られそう？
(怠そうで動けないだろうかと心配そうに見つめ)

別にいいって、大丈夫。(新しい服を受け取るとそちらに着替え)

そっか……あ、お腹空いてる？喉は乾いてない？
(着替え終わったのを見て少し安心しつつ色々問いかけ)

おなかは空いてない。水が飲みたい(熱がある時は水分をとった方が良いと、何かの本で見た事があり)

ん、なら少し待ってて
(軽く頷けば直ぐに冷蔵庫に向かい。そばに常温で置いているペットボトルの水の蓋を開けコップに注ぎ持ってきて差し出し)
飲めそう？

うん、頑張って飲む(差し出されたコップを持つと水を飲み)

足りなかったら言ってね？
(様子を伺いつつ話して、ふと、寝室から物音がしたようなと背筋を伸ばし固まって)

うん、分かった(疲れたのか体を横にして)

ゆっくり寝てくれたらいいから、ね…？
(優しく頭を撫でてはその場から離れ寝室の方へと向かい。そっと扉を開き中へ入れば閉めて。数秒しない内に激しい物音がし)