学校一位のイケメンに迫られてこまってます

僕たちだけの秘密基地か…
(ふたりにとって特別な場所と言われると照れたようにはにかんで。シンプルな弁当をみせながら頬をかき)
僕が作ってるんだ。彩りとか全然ないけどね。葛城くんは？

明日からは、毎日ここで一緒に食べような！(ニコッと笑うと自分の弁当を開き、野菜や魚、肉などを彩りよく作られており)
俺も、自分で作ってるよ。
俺から見るに、野菜がないと思う。嫌いなの？

葛城くんがいいなら、僕もここで食べたいかな
(毎日と言われると驚いてしまうが、人目のないここならいいかなとコクンと頷き。彼のお弁当は彩り豊かで感心して)
わぁ…こんなに美味しそうなの作れるなんて凄いね。野菜は嫌いじゃないんだけど、料理とか得意じゃなくて…卵焼きだけ作ってあとは冷凍にしてるんだ

そっか、野菜も食べないとだめだぞ。ほら、俺のきんぴらごぼうやるよ。口開けて(箸で、きんぴらを取ると相手の口許へ持っていき)
はい、あーん

え、うん……
(素直に口を開けてきんぴらごぼうを食べるも、しばらくしたら小さな声で呟き)
葛城くん、あの……今の葛城くんのお箸じゃ…

なぁ、味どお？美味い？え？箸？関節キスだな。(ヘラッと笑って話しかけ)
ねぇ、話し変わるけど、杉浦君って好きな人居る？

まぁ…すごく美味しいんだけど……ぅ、はっきり言わないでよぉ
(全く気にしていない様子に眉尻を下げて照れており。突然聞かれたことにはびっくりしたように目を丸くさせ)
え、好きな人？！そ、そんなの考えたこともないよ！

えー、いいじゃん！俺は直にしたいくらいだけどな(恥ずかしげもなく、爆弾発言をして)

マジで？じゃあ、俺でもチャンスある？
あ、待って！ちゃんと言わせて。
俺、杉浦の事、ずっと前から好きだったんだ。だから、俺と付き合って下さい(急に真剣な顔つきになると真っ直ぐと相手をみて告白し)

え………ちょ、ちょっと待って！僕を？！葛城くんが！？そんな…冗談だよね？あ、罰ゲームとかでしょ
(爆弾発言にうろたえていると、真剣な顔で告白されてしまいしばらくフリーズして。一気に顔を赤くさせると信じられないと何度も首をふり、最終的には無理やり言っているのだろうと思って)

罰ゲーム？やっぱり、信じてもらえないか。ごめん、男に告白されても気持ち悪いだけだよね。だけど、俺このまま自分の気持ちを隠したまま卒業したくないんだ。返事は今すぐじゃなくていいから、考えてくれないかな？(杉浦の両手をギュッと握りしめながら、熱い眼差しを見つめ)

葛城くん……君の真剣な気持ちを冗談だなんて言ってごめん。今はまだすぐに返事はできないけど…葛城くんが本気で僕のこと思ってくれてるなら嬉しい……かな
(戸惑いながらも正直な気持ちを伝えて照れてはにかみ、顔を赤くしながらもちらりと見て)
まずは…名前で呼んでもいいかな？

ほんとに？！嬉しいよ。正直、気持ち悪がられても仕方がないと思っていたからね。うん！おれはいくらでも待つよ。(とても、嬉しそうに笑うと名前で呼んでいいかと聞かれて、ギュッと抱き締め)

もちろんだよ。良介。

わ……そんな、葛城くんのこと気持ち悪いなんて思わないよ。改めてよろしくね、綾人くん
(突然抱きつかれると驚いたように声をあげて、照れて顔が真っ赤になりたどたどしくも名前を呼んで)

あ、ごめん。あまりにも嬉しくて(嫌われたら、元も子もないと思い、名残惜しそうに離れ)
ほんと、ごめん。待つって言っておきながら、全然我慢できなかった
(あからさまに、しゅんと落ち込み首を下に下げて)

あ、いや……イヤではなかったかな……ひ、人前はちょっと恥ずかしいけど
(名残惜しそうに離れる様子にフォローするもシュンとしたのを見るとちょっと可愛いな、なんて思いながら頭を撫でて)

(頭を撫でられると、嬉しくて顔を上げ)
りょ、良介に頭撫でてもらえたー！超嬉しい！抱き締めたい！キスしたい！(心の声かダダ漏れになってしまい)

えぇぇっ？！あ、綾人くん落ち着いて……まだ僕には、その……抱きつくまでにしておいてくれると嬉しいかな
(明るい表情になったのはいいものの、願望を聞くと顔を真っ赤にして)

え？もしかして俺、声に出てた？ヤバっ、めっちゃはずい(顔を真っ赤ににすると口許に手を当て気をつけないとと思い)
悪い、聞かなかった事にしてくれ

……ふふ、思いっきり出てたよ。羨ましいな、そうやって自分の心のままでいられるの。僕、綾人くんのそういう所、すごく尊敬してるんだ
(彼も真っ赤になったのを見れば小さな笑い声を出して、素直に考えていることを伝え)

はっずー(頭を抱えてかがみ込み)
え？尊敬？そうなの？(そんなふうに思っていてくれていたんだと思い)