そりゃな。…お前は何しても俺から一切離れていかないのか?( 相手の賛辞とも取れる言葉を一切否定せず受け取るとふと脳裏を過った疑問にそのまま首を傾げて / 僅かに離された距離に微かに笑みを零し / 首筋に触れた指先を凹凸から上になぞり上げると悪戯げな調子で促して )俺はそれじゃ足りねえってだけだ。……なら俺のためにもっと啼いてくれよ。ほら、ワン。