( 何処までも憎まれ口を叩く相手を眉を寄せて一瞥するもそれ以上は何を言うでも無く口を噤み / 相手に付いて歩きながらも視線は忙しなく周囲の様子を窺っており / 徐々に暗くなるテント内に響くアナウンスに無言のまま耳を傾け / 動き回りこそしないものの何処と無く落ち着かない様子で舞台の方を眺め )