掲示板ファンさん 2023-09-16 14:07:27 |
|
通報 |
( 立ち上がった拍子に首を軽く回し、パキパキと関節を鳴らしながら、ああ、と僅かに遠くなった相棒の声に返事を返す。ついでに自身の肩を自ら揉んで簡単に解す間の後、洗い物から戻ってきた彼から再度礼と傘を差し出される。その雨具を手にする為、改めて向き合った相棒の笑みには、普段の風で編まれた蝶のような自由気儘さよりも、もう少し彼を身近に思わせる静謐さが仄かに感じられた。しかし慣れないものは慣れないもの、己の調子が微かに噛み合わなくなる感覚に、彼の顔から顰めた視線が逃げる。「……偶然が重なっただけだ。そう何度も粗忽な芋虫の尻拭いをする気は無い。」ギチ、と食い締めた歯の軋む警戒音の後、視界は泳いだまま、言葉だけはいつものように彼の礼を捻って受け取り、帰宅の為の歩を踏む。「――イヴ。」だが、部屋を出る直前になって最後の一歩を留まり、ふっと振り返って彼の顔に、正確にはその目に真っ直ぐに視線を合わせて、凪いだ声で相棒の名を呼ぶ。「また明日、向こうでな。」後に続けたのは、何処かの誰か同士がするなら何でもない――だからこそ、目の前の相棒以外の、平素の“アーネスト・ブラッドフォード”を見る他者なら目を剥く程に珍しい、再会を約束する別れの挨拶。愛想も温度も無い代わり、皮肉や毒も無いそのシンプルな二言を己の相棒へと確かに向けて、それから今度こそ外へ出て行き )
(/ 解ってくれて嬉しいですねえ!ヘラヘラとして見えるからいまいち信じてもらえなくて、陰では泣きそうなくらい悩むその子を、「嘘じゃないって解ってるよ」って真摯に向き合って慰めてあげたいです!!あ、あと…睫毛とかバサバサの所謂可愛い系とか美人系とか言われる綺麗な顔の子や、普段大人しかったり理性的だったりする“良い子”が、何気無い瞬間や戦闘中、キレた時とかに荒っぽい言動取るのとかも滅茶苦茶ツボです…っ!! )
| トピック検索 |