掲示板ファンさん 2023-09-16 14:07:27 |
|
通報 |
( 取り出したマガジンの他、それ単体で使えるよう仕掛けの施された試験管型の容器に入ったものを複数眼前に取り出し吟味。やがて三本ほどを選定し終えた所で丁度尋問室の前へ。中に入る直前、個体管理課に居る筈の年若い――といっても己より少し年上の幹部と、いつかの候補生連中が手前の待機室に立っているのを見付け、何とも言い難い不機嫌面に変えたままで作業場の方へと。「……随分な態度だな。」いつぞや己が癇癪小僧と称したその個体が、拘束されているといえど横柄そうな姿勢で此方を見ている姿に、思わず溜め息を溢す。それから、相棒が座るその隣へ、己は立ったままでの待機を。ある種いつも通りの仕事態勢で、捕獲時よりは幾分言葉の通じる個体と相棒のやり取りを半ば眺めている――途中。相棒の足元に芽生え始めていた蔦を目敏く見付け、それを少々ばかり乱暴な音を立てて踏み、爪先で念入りに擦り潰す。「…貴様は自分の立場が解っていないようだな。それとも、頭の中にまで木の根が生えているのか?」それまで黙していた口から個体へ猛毒を、それから待機室の方を振り返り、「…それと。個体に随分甘い人間が居るようだな。連中の人権の為なら、此方を危険に晒して良いと考えている程度には。」多少の苛立ちを隠しもしない、刺々しい呆れ混じりの言葉と共に、マジックミラー越しに待機室で見ている筈の人物達を睨み、拘束の甘さを咎める。その後にもう一度の溜め息を吐き出し、「…私から見て、今のリスクに見合うだけの有益な情報が“これ”から取れるとは思えないが、」恐らくは相棒へ、そのついでに待機室の連中へ、億劫そうな声を掛けるその合間、此方に絡み付かんとまた床から生え始めていた蔓を、今度は容器から一滴垂らした腐食の薬性血液で退けつつ、「……まだ続けるか?」あからさま解り易く、面倒そうな態度を隠しもせずに問い掛けて )
(/ 此方こそ遅れましてすいません!通知が仕事しませんで…!お待ちしておりましたよ!!また宜しくお願いします!! )
| トピック検索 |