聖書とピアス〆

…、悪趣味やなぁ。
お、うまい。

( 写真をとられたことには少し苦笑をしながら、口の中に入れられた白玉ぜんざいを頬張ると満足気に笑って。)

___無謀に、口開けたんは部長やないですか。テニス部の写真あげるといいねがすごいはほんまなんっすわ、部長等は人気が凄いちゅー事っすね。
美味いっすわ、ほんまに。俺のオススメの善哉の店行きませんか？
（　上から下までまじまじと見下ろしながら、一人納得したように頷き。満足そうな笑みをみると、先輩になら自分の行きつけの店にと誘い）

それは喜んでええんか微妙やな…。
珍しいやん。財前からお誘いがあるなんて。

( 確かにテニス部の人気は凄いのは分かるが、相手だって人気のうちの一人だというのに、と少し笑い。普段相手からどこかに行こうと誘われる事などないため、驚いた様子で。 )

えんちゃいます？どっかのヘタレ先輩は喜んでるんっすから。まぁ、そうっすね、良かったやないですか、俺からの誘い受けれて。
（　先輩等のファンの人達を思い浮かべると、特に自分の目の前にいる人じっと見詰め。改めて自分から誘ったのが普段しない事の行動に、恥ずかしさを紛らすようにちょっと上からの物言いで呟き）

せやな。
楽しみにしとくわ。

( 相手の様子を見て声に出さないが、「可愛い」なんて思いながらにっこりと笑うと。「ほら、俺はもうええから、食べてしまいや？」と善哉を指さし。)

俺も、楽しみにしてますわ。
（ちょっとばかし、ワクワクしている事を相手に勘付かれないように、釣られるように笑って。相手に言われたように、残りの善哉を食べてしまえば、「部長、美味しい善哉ごちそうさまでした。」と両手合わせながらお礼と共に呟き）

おん。
さて、と。今からどないする？

( 相手の素直な感謝の気持ちを聞くとにっこり笑って。この後相手と何をしようか悩んで。)

特には、なんも決まってないっすわ。
部長はあるんですか、したい事？
（　相手と、こうして二人で雑談するだけでも自分からしたら楽しい思っているため、何がしたいは特に決めていなく顎に手を当てながら、一緒に悩んで。）

せやなぁ…。
俺も対して思いつかんから、ゆっくりするか。

( 自分も特に思いつかず苦笑して。足を組んで座り直すと、こうやってゆっくり相手と話をしてのんびり過ごすのもありだと頷き。)

偶には、ゆっくりするんも悪ないっすよ。話したりしてたら、なんやかしら思いつくかもやないですか。ちゅーか、部長と二人で話すなんて初めてちゃいます？

（　いつも、後輩の面倒やらで疲れているであろう相手にゆっくりする時間もあってもいいと思えば、相手の隣に座りぐーと腕伸ばしながら、呟き）

まぁ、せやな…。
こんな風に2人で話すんは初めてやな？
大体いつも謙也がおったりするし。

( 相手の言うことも最もだと頷き。彼といるときは、謙也もセットだったり、ほかのメンバーが誰かしらいたりするため、二人でいることが新鮮で。)

初めてちゃいます？部長を独占しとるみたいで、気分がええっすわ。謙也さんはいつもいますね、気づいたらおるんが当たり前みたいになってますわ。

（部員から、人気な相手を今は自分だけのものなんて感じれば、口元を緩み笑顔向けて笑いかけ。）

…独占って、なんや、俺のこと好きみたいな言い方やな？

( 相手の言葉に少し驚くも、その笑顔を見て隣に座る相手をじっと見つめる。小首をかしげながら、此方もほほ笑みを浮かべて。)

変な意味ちゃいますからね？先輩等、みんなは...嫌いちゃいますけど。なんか飲みたくありませんか？
（　じっと見詰め返しながら、自分の先の言葉を改めて思って見れば相手が言うように確かに今の好きな発言だと気づくも、まぁいいかなんて思い、話しそらすように飲み物を尋ねて）

わかっとるて。冗談や。
せやな、コーヒーでも貰おか。

( 相手の言葉に思わず吹き出して笑って。素直な感想が聞けてよかったと思うと、はぐらかされた質問に答え。 )

なら、ええですわ。好きで、思い出したんっすけど...部長って好みのタイプとあるんですか？
大量砂糖入りか、ブラックどっちですか？
（　ふっと、クラスの人に頼まれた事を思いだせば、尋ねてみて。席から立ち上がり、自分は何飲もうか考えながら相手のコーヒーの好みを聞き出し）

好みのタイプか…せやなあ。素直な子やろか。
その2択なら迷わずブラックやな。
( 好みのタイプを聞かれると少し悩んだあとそう答えて。あとの二択には思わずツッコミを入れたくなるが、小さく笑いながらブラックを選択して。)

部長は、素直な子がえんっすね。
了解っすわ、ちょっと待っててくださいね。ブラック飲めるんっすね。
（　相手の好みを聞き出せば、携帯のメモに打ち込んで。ブラック珈琲飲める相手に凄いなと思いながら、珈琲をマグカップに注いで、自分はほっとミルクマグカップ注ぎ”どうぞと“珈琲の方のカップを相手に渡し）

財前は？どんな子が好みなん？

( 差し出された珈琲を受け取ると「ありがと」と礼を告げて。逆に相手の好みを聞き返し。)

俺ですか？....優しいくって、弄りがいがある人っすわ。
（　お礼を言われて、「どういたしまして、っすわ。」と呟き、ホットミルクを一口飲んでから、好みタイプを顎に手を当てながら答えて）