【ファンタジー系】自警団と傭兵【オリジナル】

【ファンタジー系】自警団と傭兵【オリジナル】

スレ主  2022-11-13 20:40:05 ID:081af2d4e
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ここは「マグナグラン王国」。
人間族の王によって統治されているが、辺境や王国の国境付近には魔物や亜人、それに悪人が跋扈しているそんな時代。
辺境にある小さな開拓村「ルクス村」、この村もその例に漏れず魔物や亜人による農作物や人的被害、山賊などの襲撃におびえながら暮らしていた。
その被害に対してある村人はこう言った。
「自警団を作って自分たちで村を守ろう。」
また、ある村人はこういった。
「ギルドに依頼をして、傭兵を雇おう。」
そこで、村長が下した決断は、
「自警団もつくるが、傭兵も数人雇う。協力して村を守りなさい。」
こうして村の有志による自警団と数人の傭兵が雇われることになった。
だが、お互いの関係は決してよくない。
「あんな金目当てのよそものなんか。」
「素人が。」
しかし、そんな村にも確実に脅威が迫っている。自警団と傭兵たちは村を守れるのか。

ご覧いただいてありがとうございます。
このスレは、ファンタジー世界の田舎の村を魔物や悪党の手から守るために、村の人間の自警団とよそからきた傭兵たちが対立したり協力したりしながら戦っていく物語です。
しばらくルール・用語説明です。

>>1 ルール
>>2 用語解説
>>3 募集人員
>>4 プロフィール


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  • No.2 by スレ主  2022-11-13 20:42:39 ID:081af2d4e

【用語解説】
・マグナグラン王国……人類の築いた王国。国王が統治し、騎士団などもあるが、国力はそこまで高くなくて辺境や国境付近の治安は悪く。「ギルド」に依頼して傭兵を雇うこともしばしば。

・ギルド……王国内にある傭兵のあっせん所。相応の金と引き換えに傭兵を派遣する。

・ルクス村……王国の辺境の東にある小さな村。王国の騎士団などほとんど来ない辺境のため、魔物や亜人、盗賊などの被害にあうこともある。農業や酪農などを中心に行っていて、村の人口は300人程度の小さな村。

・自警団……ルクス村の住人が結成した自衛組織。団員の若い10~20代が中心で人数は10名程度。ほとんどが戦闘の素人だが、もしかしたらベテランの人もいるかも。村を守ろうという意識は高い。

・傭兵……ギルドによって派遣されてきた戦士。基本的に戦闘のプロだが、たまには新人もいる。村に対する思い入れはない人が多い。

・クラス……傭兵や自警団はクラスに属していてそれに応じた能力がある。以下主なクラス。
      戦士(主に剣や槍、斧を使って戦う)
      格闘家(素手で強靭な肉体を駆使して戦う)
      魔法使い(攻撃魔法や様々な魔法を使う)
      回復術師(治癒の魔法を使う)
      弓使い(弓を使って遠距離の攻撃ができる)
      偵察者(素早い攻撃や潜伏、罠の解除などを行う)
      薬学士(戦闘には向かないが、回復薬や強化薬を使ってサポートする。)
      商人(魔獣や亜人の素材と拾ったり、落ちているアイデムの鑑定などをしたりする。戦いは苦手)

・レベル……キャラの強さはレベルで表現します。目安として一般人は5、新人の戦士とかで10,ベテランで20、30ぐらいになると一流です。40とか50はもう達人で、60~70とか国でも数人80~90は世界有数ですね。

  • No.3 by スレ主  2022-11-13 20:45:27 ID:081af2d4e

【募集人員】
① 自警団 団長(スレ主がやります。)
② 自警団 副団長(男女問わず、レベル10ぐらい)
③ その他の団員
④ ベテラン傭兵(男女問わず、レベル20~30)
⑤ 新人傭兵(男女問わず、レベル10ぐらい)
⑥ その他の傭兵

  • No.4 by スレ主  2022-11-13 20:49:53 ID:081af2d4e

 最後のプロフィールです。プロフィールはセイチャットの「その他」内に提出先を作りましたので、そちらをご覧ください。
 提出先 → https://www.saychat.jp/bbs/thread/684058/

【プロフィール】

名前(カタカナ):

性別(男女どちらか):

年齢(18~30くらいまで):

所属:自警団か傭兵か

性格:

容姿:

クラス:

レベル:

備考:過去やこういう人募集など。

これで必要事項は以上です。スレ主のプロフは今日中には入れますので、たくさんの方の参加をお待ちしています。

  • No.5 by スレ主  2022-11-14 19:50:01 ID:081af2d4e

11月14日のメンバー状況

メンバーの確認並びに募集は https://www.saychat.jp/bbs/thread/684058/ までお越しください。

【募集人員】
① 自警団 団長 アーサー=レイハントン
② 自警団 副団長 聖羅様 KEEP中
③ その他の団員
④ ベテラン傭兵 匿名様 KEEP中
⑤ 新人傭兵(男女問わず、レベル10ぐらい)
⑥ その他の傭兵

  • No.6 by 通りすがりさん  2022-11-14 22:09:22 

自警団副団長で希望です。ぜひ検討お願いします

  • No.7 by スレ主  2022-11-15 22:41:55 ID:081af2d4e

>>6 通りすがり様
参加希望ありがとうございます。もちろん参加は大歓迎です。
ただ申し訳ありません。
>>5にあるように自警団副団長は先に希望を出されている方がいまして、その方がすでにプロフを投下済みです。ですので、申し訳ありませんが、副団長枠はもう埋まっていることになります。もうしわけないです。
よろしければ、一般団員での参加をおねがいできますでしょうか?

  • No.8 by スレ主  2022-11-16 20:19:39 ID:081af2d4e

11月16日のメンバー状況


メンバーの確認並びに募集は https://www.saychat.jp/bbs/thread/684058/ までお越しください。


【募集人員】
① 自警団 団長 アーサー=レイハントン
② 自警団 副団長 ルリア
③ その他の団員
④ ベテラン傭兵 エダ(エーデルシュタイン・ケロイド)
⑤ 新人傭兵(男女問わず、レベル10ぐらい)
⑥ その他の傭兵 匿名さま一人KEEP。もちろんほかの方も大歓迎。

  • No.9 by スレ主  2022-11-20 01:18:50 ID:081af2d4e

【第一章 邂逅】
開始日時 11月20日 0:00
終了時刻 12月 4日 12:00
舞台 ルクス村の宿屋「ルクスイン」の酒場
内容 自警団と傭兵の顔初合わせを兼ねた談話

予定よりおそくなりすみません。ただいまをもってレス解禁です。

  • No.10 by アーサー=レイハントン  2022-11-20 01:27:27 ID:081af2d4e

 マグナグラン王国、人類が統治するその国家の辺境にあるルクス村。
 その村内唯一の宿屋「ルクスイン」のメインホールに多くの人が集っていた。そのほとんどが10代から30代である中、もっとも年かさであろう禿頭の老人がホールの中央で声を張り上げる。

「本日は、我がルクス村を守ってもらうためにご足労いただいた傭兵の方々と、我が村が誇る自警団の顔合わせ。これから村を守っていく者同士として、どうか忌憚のない意見交換をしたり、食事をしながら親交を深めたりしていただきたい。」

 そう、老人がいうように今日はルクス村を守護することになる2大戦力の顔合わせの日である。しかし、お互いに思うところがあるのか、傭兵も自警団員達も互いに席に座ったまま食事に手をつけようとしない。わずかに気まずい空気が流れる中、一人の若者が声を上げた

「ルクス村の安全と繁栄を願って」

 そういって、杯を掲げてから一息に飲み干したのは、アーサー=レイハントン。自警団団長の青年である。金髪の髪を後ろで束ね、自警団の活動の時に来ている皮鎧ではなく普段着のシャツとデニムを身に着けた姿で皆を見ると声をかける

「さぁ、食べよう。ここの飯はうまいぞ」

  • No.11 by エレディン/名無しの匿名  2022-11-21 22:05:46 


「...安全と繁栄、それと良い稼ぎを願って」

 自警団の青年が取った乾杯の音頭に対して、傭兵側からその掛け声に応じる者が1人現れる。傭兵達の中でも歳上の部類に入っているであろうその男は先程の青年とは異なり、黒い革鎧に身を包み、使い込まれた長剣を腰に下げ、その双眸は自警団の面々をまるで値踏みするかのように見つめていた。傭兵__エレディンは片手に持った杯を軽く掲げると中身の酒を少し飲む。不味くは無い。だが、王都や都市で飲む酒よりは安い味。魔物やら夜盗やらの襲撃に遭っている辺境の開拓村がギルドに決して安くはない依頼料を払った上で最大限の歓迎をしようとすればこの辺りが限界だろう。それに、酒であれ何であれ、高級であれば良いという訳ではない事は長い人生経験から理解しているつもりだ。

「...まぁまぁな味だ。地酒か?」

 エレディンは酒の品評をしながらも、別の事を考えていた。酒が造れるなら、気つけや傷を治す際に使えるかもしれない。傭兵として生き、様々な戦場を見てきた中で、薬学士が酒を負傷者の手当てに使っていたのを思い出したのだった。地酒なら材料と現物の貯蓄にもよるが、今後の戦闘で傷がきっかけで死人が出る可能性を少しでも減らせるだろうという算段であった

  • No.12 by フィーネ・グレイス  2022-11-21 23:14:32 

「い、いただきます。」

傭兵たちと自警団の初の食事会、しかし、その空気は重いもので、でも、自警団の団長と一人の傭兵が乾杯したことで周りの雰囲気も少し和やかなムードになり、黒髪の小柄の女子、フィーネ・グレイスも挨拶をすると食事に手を付けはじめます。

「おいしいです」

ホールに並べられた食事に食べていると、出されたお酒についての話が出ているようで、自分はあまり飲まないのでわからないが、団長ならわかるかもと思って

「どうなんでしょうか? 団長ならしっているかもしれません。あ、私はフィーネ・グレイスといいます。初めまして。回復術師をしています。」

そういうって、緑の髪の傭兵にフィーネは挨拶をして

→エレディンさん

  • No.13 by アンジェリカ・カッターネオ  2022-11-22 22:11:06 

「…ありがとう…ございます」

自警団の指揮官らしき人の言葉に反応しないのは失礼だろうと、弱々しく応えたアンジェリカは重苦しい空気感に怯えながらもカトラリーに手を伸ばし、恐る恐る料理を口に運ぶ。

「美味しい…ですね…?っと」

胃が悲鳴を上げる緊張の中、それでも多少の味が感じられ濃い味付けの料理だと想像しつつ当たり障りない感想を、と顔を上げた時話題が酒に移っていることに気づき急いで杯に手を伸ばす。

「ん…ゴッホッゴホッ、けほ…かみさま…」

想像より強い酒につい咽せてしまい、まだ戦闘もしていないのに既に来てしまった後悔からアンジェリカの目には薄く涙の膜ができていた。

  • No.14 by アーサー=レイハントン  2022-11-23 22:29:40 ID:081af2d4e

>>11 エレディン様
>>12 フィーネ様
>>13 アンジェリカ様

彼の乾杯に応じるものが数人で始め、ホールでは会食が始まった。その様子に安堵の息を漏らすと、アーサーは周りの者たちに声をかける。
まずは、傭兵の中でもひときわ存在感のある緑髪の男へと

「ああ、そうだ。この地方で取れる葡萄を使ったワインだよ。申し遅れたな、俺はアーサー=レイハントン、自警団の団長をしている。あなたは?」

そういうと、近くにすわる自警団の団員を見て、

「フィーネは酒は飲まないのか? まぁ、無理に飲むものでもないからな。酒が無理なら、こっちのアルコールになってない葡萄ジュースが……と」

などと話していると、酒を飲んでむせてしまっているらしい他の少女に手にとったジュースの入った椀を差し出した。

「大丈夫か? よかったらこれを飲んで」

  • No.15 by アンジェリカ=マリア  2022-11-24 03:29:04 

>14
「えほっ…ありがとうございます…」

顔を赤くしながらジュースを受け取ると、息を落ち着かせゆっくりと飲み干す。これもまた慣れ親しんだオレンジやオリーブでなく、改めて遠くへ来たと実感し

「ふぅ…感謝します、レイハントン…殿。えっと、私はアンジェリカ=マリア・カッターネオ…です。」

自警団の団長という今までにない地位の相手に距離感を測りかね、とりあえず短剣を握り将軍にするように敬礼をとってみる。しかし涙目が引っ込むわけでもなく、さらには少しぷるぷると震えていて、真面目ぶった顔と比較して滑稽に映る。

(/名前の区切り方を変えましたが>13と同じ人です。)

  • No.16 by ルリア  2022-11-24 07:08:26 ID:eae4ee65f

「…いただきます」
初の傭兵たちとの顔合わせと食事会が始まった、団長と一人の傭兵が乾杯をし、ムードが和やかになり、桃色の髪の少女、ルリアがその雰囲気に微笑む、ルリアも食事に手をつけはじめ
「やっぱり、ここの料理は美味しいね」
そう呟くと、自分の座ってる席から周りを観察して

  • No.17 by フィーネ・グレイス  2022-11-24 20:56:40 

「そうですね。」

自分と同じ自警団の桃色の髪の女の子、ルリアさんの呟きにこたえるようにしてそう頷きます。

「でもよかったです。傭兵の人たち、思ったよりいい人そうで、どんな人たちが来るのか少しふあんでしたから。」

そういいながら、再び料理を口に運びます。

  • No.18 by エレディン/名無しの匿名  2022-11-24 22:27:43 


>>12 フィーネ

 宴席は盛況とはいかずとも双方が飲み食いを始め、辛うじて顔合わせの体を保っていた。酒を飲む者、テーブルに並べられた料理を食す者…しかし、それでも双方は互いの姿を警戒するような素振りを見せており、協力関係を築くには未だ少し時間が掛かるようだった。
 そんな中でも礼節を弁えている者はいる。フィーネと名乗る回復術師の少女はエレディンの発した問いに対して回答をした。他の者が殆ど会話しようとする雰囲気を持たないこの中で成立した数少ない会話であったろう。

「なるほど。なら、後で聞いてみる事にしよう____エレディンだ。」

 フィーネからの挨拶に手短にではあるが返答する。10年前であれば所属する傭兵団の名も合わせて自己紹介が出来たのだろうが、独り立ちした今では自身の名前と『銀狼』の二つ名位しか自身を紹介するのに使えなかった。___最も、二つ名はどこぞの吟遊詩人が勝手に名付けたのでつい最近そういう呼ばれ方をされていると知ったのだが____

「回復術師か。俺はご覧の通り、前線張る身なんでな。いざって時は頼んだ」

 フィーネに腰に携えた長剣の柄を見せる。戦争において、兵士は浅手深手に関わらず回復術師や薬学士の世話になる。こと前衛職である戦士であれば尚更であり、一つの場所で仕事をしない傭兵稼業ではそういった治療を満足に受けられる状況は限られていた。この村では少なくとも自分で薬草を煎じて飲む事にはならなさそうだ。


>>14 アーサー

 フィーネと何気ない会話をしていると先程の青年がこちらの質問に答えてくれる。精悍ながらも少しだけ幼さが見える彼が自警団の団長、アーサー=レイハントンだ。

「ほぅ...俺の知ってる葡萄酒よりいささか渋みがあるが、これはこれで旨い」

 葡萄酒であると伝えられると、エレディンはもう一口酒に口をつける。酒の味を品評して回る程美食家を気取る気はないが、社交辞令位にはと浅い品評を繰り返した。

「エレディンだ。__さっきの音頭は悪くなかった。酒の席で睨み合うのは誰も望んじゃいなかったろうからな」

 少しずつ活気付き始めた酒席を見ながらアーサーの勇気を讃える。事実、彼の行動に乗りかかる形でこちらも動けたのだから礼の一つ位は言っておくのは最低限の礼儀であるように思えた。

(/一応訂正しておきますが、エレディンの髪は錫色で緑色ではありません。野暮な指摘ですがご容赦ください)

  • No.19 by 匿名さん  2022-11-27 11:28:44 

上げ

  • No.20 by 匿名さん  2022-11-30 18:06:46 

あげ

  • No.21 by 匿名さん  2022-12-03 13:05:05 

(あげ)

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