逢瀬は地獄の底で。【鬼白】

募集中です。勇気のある白豚さんはどうぞ声をおかけください。

夜も更けて来ましたが地獄は24時間365日フル稼働ですから静かな夜とは言い難いですね。いつになったら深く眠れる日が来るのやら…

白豚はどうせまたフラフラと花街にでも行っているのでしょう。ハメを外して酒に溺れて…そうでもしないとやっていられないのか、店を閉めた後一人でいるのが怖いのか…何にせよ堕落した時間の使い方には憐れみすら覚える。(待てども待てども一向に訪れる気配のない待ち人へつらつらと恨みのこもった愚痴を独りごちてはそれでも筆先を止めることはなく大量の書類に記入する作業を続け)

…いつの間にやらこんな時間に。終わりは見えませんが一区切りつけて少し休憩でもしましょうか…。(忙しなく動かし続けていた手をピタリと止め、細かい文字の羅列を見続けていたために強張った眉間を指で押さえながら小さく溜息を漏らし)

黙々と仕事をこなしながら想い人を待ち続ける私ってかなり健気じゃないですか？(5徹目真っ最中の朦朧とした意識のままにしょうもない心の内をふと口走って)常に繁忙期ですが恋人に対して連絡はマメですし寂しがりの白澤さんのケアもじゅうぶんできると思うんですがねえ…本人が来ないことにはどうにも…

……もふもふが、足りない…。

一人で喋り続けているのって不気味じゃありません？
さてあの駄獣はどこで油を売っているのやら…相変わらず掴みどころのない神ですね。

会いたい……。などと、感傷的になるのは柄でもないですね。