検索 2022-07-09 20:46:55 |
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_という事だから傍で護衛させて頂きたい
(やはり外は興味深い物で溢れている。勝手に外に出た罪悪感はあるものの自由に好きな物を見れて好きに動けるという開放感からその足取りは軽い。とはいえ今回は遊びに出ている訳ではなく仕事の一環だ。気を引き締めると目当ての店を訪れた。綺麗な店内でショーウィンドウに並べられた凝った見た目のスイーツが目を引く。検索通りかなりの人気店のようで店内には女性客も多い。その中で男一人というのは随分浮いているようにも思えたが気にせず次のターゲットにされているであろう彼女に話しかけた。あまり赤の他人と喋る機会がないため多少心配したがそこは相棒の真似だ。どうやら失踪事件は巷でも話題らしく話せば直ぐに意図を理解してくれたようだ。見た目からか探偵といっても半信半疑だったようだが事務所の名前を告げれば以前店長が相棒のお世話になったらしくお礼まで言われてしまった。こんな所で相棒の顔の広さを知るとは思わなかった。そんな形で護衛することが決まればその事を相棒に伝えようとも思ったが勝手に外出した手前怒られるのが目に見えている。犯人を見つけてからでも遅くないと安易に考えれば店長が考案してくれた臨時アルバイトとして紛れるという作成に乗っかって彼女の傍で犯人が来るのを店の簡単な手伝いをしながら待つ。それから少しして店内飲食の出来るスペースから女が出てきた。そのまま帰るのかと思えば女は彼女を見るなり笑顔を浮かべながらメモリを取り出して体内に挿した。みるみる変化していく身体、どうやらこの女が犯人のようだ。店内は一瞬の静寂の後客や店員の悲鳴が響く。ひとまず狙いである彼女に逃げることを促すも恐怖で腰が抜けてしまったようでそれを庇うように前に立ち対処法を必死に考え)
やはり、ド.ー.パ.ン.トの仕業! 早く逃げてください!
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