セイチャットファンさん 2022-06-25 22:19:30 |
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【フェルディナント=フォン=エーギル】
いや、仕方あるまい。私も昂ぶりを抑えられないでいる。…エーギル家の嫡子として、彼女にも負けない活躍をしなければ。
(教材を片付けていると隣にいた彼女に話しかけられる。彼女とは、この士官学校に入る前から面識があり、親しいとも言える間柄だろう。彼女の言葉に頷いて見せては、仕方がないと口にして。訓練に近しい物とはいえ、本当に戦をするのだ。命の取り合いはないが、緊張するものだろう。己も彼女と同じように、緊張しているとともに昂ってもいる。1番を目指すのは当たり前の事だが、それよりもエーギル家の嫡子として活躍し、また皇女に勝る活躍をしなければ。勝つためには、采配が重要になるだろう。新しく来た傭兵の教師。逃げた教師の代わりで、自分達が所属している赤鷲の学級の担任。傭兵だから戦慣れしているだろうが、どうも心配だ。首をひねりながら、下記を述べ)
だが、あの先生…本当に大丈夫だろうか。そこが心配だな
【アビゲイル=レーン=シャーロット】
(講義終わり。寮に戻らず、中庭の椅子に座る。シャーロット家から離れて1ヶ月。早いようで短く感じる。シャーロット家に一人残した母とは手紙でやり取りをしており、友はできたか、勉強について行けているかと己を心配してくれている。友はまぁまぁだが、勉強にはついていけている。心配なのは、課題だ。己は戦闘に関して頼りになる戦力とは言えない。今節は学級対抗戦で己は選ばれなかったが、来節からは必ず出なければならないはずだ。母から教わった剣術は応用が少し出来るくらいで、戦闘に出ればボロが必ず出るだろう。それを同じ学級であるフラリダリウスの嫡男にも言われたものだ。己は剣を握るより、中庭で猫と戯れていた方が性に合っている。猫を撫でつつ、デカめの独り言を呟いて)
…選ばれなくて良かったぁ…。私の剣は、戦闘向きじゃないし。グウタラしてますか
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